先週から数日を掛けて、オール電化工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 SRT-HP46WUX7 エコキュート460L フルオートタイプ(お客様支給品)
パナソニック KZ-T363S IHクッキングヒーター×2台(お客様支給品)
既存設備はガスコンロ×2台・灯油ボイラー×1台・ガス給湯器×1台(故障中)
ガス給湯器は故障しているため、実質灯油ボイラーで給湯されている状態でした。
今回、ガス給湯器も撤去して、それに繋がっている給湯配管もエコキュートと接続します。
まずは灯油タンクを移動して、タンクユニットを設置する場所の配管を整理します。
排水管も新たに設置し、近くの枡へ接続します。
タンクの基礎を設置するため、整地してメッシュ筋を敷きます。
コンクリートを流し込んで、表面を整えます。
このまま一週間ほど乾燥させます。
今回460Lタイプ、満水状態で550kgを越えるので、この様なしっかりした基礎が必要です。
IHクッキングヒーターの電源工事に掛かります。
今回のお宅は1Fと2Fにキッチンがあるため、2系統必要。
まずは2Fから。
1F天井裏が見えないタイプの建物のため、外壁にVE管を使って配線します。
コンロ脇、外壁からケーブルを通していきます。
200V30Aコンセントを設置し、2F側完了。
1Fは床下点検口から、キッチンまで配線。
200V30Aコンセントを設置し、1F側も完了。
エコキュート電源は、何とか壁内を通して配線。
分電盤へブレーカーを増設して、電気工事完了。
今回は、主幹ブレーカー容量が75Aと十分な容量があるため、一次側配線は触りません。
基礎が乾くと、タンク搬入。
何事も無かった様に座ってますが、設置場所が狭いため、毛布やダンボールを駆使して、かなり難しい搬入となりました。。。
脚部をしっかりとアンカー留めします。
既存ボイラーを撤去。
今回は、既存のフロ循環口と配管を流用します。
配管類をスリムダクトへ収めて整理します。
機器が座ると見えないところではありますが、配管の劣化を抑える事ができます。
ヒートポンプを設置して、配管を接続していきます。
タンクユニットも接続していきます。
配管類の接続が完了すると通水を行い、漏れがないか点検します。
リモコンを取替えます。
フロ側リモコンは、周りを防カビ仕様のコーキングで防水処理。
電力会社へ竣工手続きを行い、電力量計を取替えます。
アナログメーターから、昼間・夜間の2計量式デジタルメーターへ。
電源を投入して、初期設定を行います。
フロ側で湯張りテスト。
湯はりが問題なく行われるのを確認後、使用方法をご説明してお引渡しです。
後はガスコンロ撤去、IHクッキングヒーターを取付けてすべての工事が完了。
作業スペースが狭かったため、予定していた日程をオーバーしてしまいましたが、お客様には仕上がりにご満足いただき、お礼のメールまでいただきました<(_ _)>
いろいろとお気遣いいただきましたN様、誠にありがとうございました。
末永くこの機器が使える様、心を込めて施工させていただきました。
アベ冷熱技研は、四電エナジーサービス認定「でんのすけショップ」です。
第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
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