2008年8月23日土曜日

東野町でエアコン取替工事

��月末頃に、大量の水漏れを起こして修理依頼をいただいていたお宅の、ルームエアコンの取替工事を行いました。

修理にお伺いして水漏れは止まったのですが、その原因は他社が行ったエアコンクリーニングでした。
既存のエアコンは冷媒配管を壁内隠蔽していて、もちろんドレンホースも壁内を通っていました。
その業者さんが行った洗浄は、室内機を設置したまま、前面カバーを取り外しただけで行われたそうです。
洗浄した廃液がドレン配管へ流れ込むため、配管内が詰まって当然ですよね。
ドレン配管内を掃除してやると、あっけなく治りました。

修理は完了したのですが、そのドレン配管が問題でした。。。

室内機を外して見ると、出てきたのは普通のドレンホース・・・(~_~;)

洗浄した業者さんも悪いですが、このエアコンを設置した業者さんもいい加減な事をしたもんです。
天井や壁内を隠蔽配管する場合、ドレン配管も断熱するのは常識です。
ドレン配管を断熱していない場合、壁内で配管が結露し、建物の構造体を腐食させてしまうためです。

この事をお客様にご説明させていただいたところ、「機械も古いので、省エネの事も考えて取り替えてください。」とご依頼いただき、今回、機器はお客様支給にて施工させていただきました。

既存の隠蔽配管は当然使えませんから、配管経路は露出配管となります。
こちらのお宅、立派な日本和風家屋のため、既存エアコンと同じ位置で、しかも押入れを貫通しないと外部へ通すことができないため、引き戸に杉板を噛まして配管を通しました。


室内機全景はこんな感じです。


外部は配管の耐久性と美観を考慮し、スリムダクトで仕上げます。


室外機を設置して完了です。

みなさん、エアコンの設置や洗浄などは、機器や施工に精通した「冷凍空気調和機器施工技能士」の在籍する業者さんに依頼しましょうね(^_^)v

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