2025年10月17日金曜日

20年ご使用のエアコン取替工事(隠蔽配管流用)

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はパナソニック製。お客様支給品です。

既存機は松下電器産業製。現在のパナソニックです。

室外機はこちら。

配管は隠蔽配管です。
2005年製なので20年。
まだ動いていますが、故障する前に取替えをご希望です。
隠蔽配管は機器が故障してからの取替えは厄介ですから、動いている内に取替えるのが工事費用も抑えられて得策です。

しっかり冷房運転を行ってから、ポンプダウンして室外機を撤去。

室内機を取外していきます。

いやぁ...もの凄い黒カビです...
フェルトテープも巻いていないので結露していたんですね。

撤去しました。

新築時に配管を取り出す位置を間違えたのか、大きく開口されてしまっていました。
ここまで開口されると気密性もなにもありませんね。
ここから湿気が上がってきて、室内機裏で結露してカビが生えたんですね。

開口部をできるだけ狭くするために、石膏ボードの裏へベニヤ板を添えました。
これだけでは結露対策にはなりません。

位置決めをして、新しい室内機の背面板を設置。
穴の位置が悪いのと配管が短いので、背面板は一部カットしています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ベニヤ板で塞ぎきれなかったところにパテを詰めて、気密性を確保しました。

室外機側へ移ります。
配管は溶接延長しなくても何とか届きそうなので、フレアナットを取替えて、新しい化粧テープで仕上げます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

工事が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。


「隠蔽配管なので、きちんと取付けができる業者さんを探してました。希望通りにきれいに取付けていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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