今回のお客様は電気工事店の従業員さんなので、エアコン機器は支給品です。


工事は5月初めに取り掛かっていました。
1台目は和室。専用コンセントはある様ですが...


配管穴からケーブルが出ている???


のかと思ったら、配管穴はこちらにありました。


元々は、昔流行った丸型のコンセントが付いていた様です。
で、配管穴はというと...

普通に考えたらそこに穴を開けると柱に当たりますよね、ってところに穴を開けているので、鉄骨が目の前に...
外壁側の穴が左下に開いていたので、それに合わせて室内側の穴を開け直しました。
こういうのはリフォーム前にやるべきですよね。
室内機で隠れるのでなんとかできますけど。

専用コンセントも取付けました。
丸型から角形へ変えるのは地味に手間が掛かるんです...
位置決めをして背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はサッシに合わせて、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。


作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認して1台目完了です。


(下からの反射光で室内機の色が変色してるみたいに見えますね)
2台目はリビングです。
当初、コンセントのある側に室内機を取付ける予定でしたが、正面の掃き出し窓のところに天井面からカーテンを吊る事になりまして...


室内機の設置位置が急遽変わりました。


角側の壁面で且つ鉄骨造、しかも外側には防犯カメラが設置されている状況なので、穴を開ける位置は慎重に探ります。


リフォームしてクロスは新しいものに変わっていますが、建物は古いので石綿飛散防止対策を行って配管穴を開けていきます。


何も障害物に当たることなく貫通。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


コンセントは既存の位置から室内機脇まで、プラモールを使ってケーブルを延長。


室内機脇へコンセントを取付けました。


リフォーム前なら天井開口して隠蔽配線にできたんですけど、鉄骨造なので後からではこの方法しかありません。
こちらも外部配管は、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

室内機の位置が変わった上に、室外機を置く場所は後日生コンを流すということで、この日はここまでで終了。
それから一ヶ月以上経った本日、土間が仕上がったので室外機を取付けにお伺いしました。

実は今日の午前中に予定していましたが、天気予報通りのどしゃ降りで叶わず...
どうしても今日仕上げないと、次いつ来れるか分からないので、午後から他の工事を終えてから夕方遅くにお伺いさせていただきました。
曇っていますが、雨は降っていません。
室外機に配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。


「忙しいのに何回も来てもらってすみませんでした。暑くなる前に付けてもらえて良かったです。また洗浄の時にお願いしますね。」と大変お喜びいただき、たくさんお土産をいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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