2023年7月15日土曜日

エアコン専用コンセントから軟水器の電源を取っているので...

以前に、他のお部屋のエアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様から、エアコンの取付けと軟水器の電源工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。

東芝製 お客様支給品です。

今回の建物は分譲マンション。取付けるお部屋はこちら。
エアコン専用コンセントから、エアコン配管穴を通ってケーブルが延長されています?

ベランダ側を見てみると軟水器が設置されていて、それの電源に使われていました。
軟水器の脇にはエコキュートのヒートポンプユニットが置かれているため、エアコンの室外機を置くスペースがありません...

なので、室外機はこの位置に。

さて、エアコン専用コンセントはエアコン専用でなければなりませんから、軟水器の電源は足元のコンセントから取る様にします。(軟水器の消費電力は数ワットです)

では、作業に掛ります。
足元のコンセントから延長します。
当初、全部プラモールで露出配線するつもりでしたが、立ち上がり部分は隠蔽できそうだったので、横引き部分をプラモールで。

足元のプレートから配管穴まで、スルスルっと通るハズでしたが、ナントこの立ち上がり部分だけで1時間も格闘していました...
壁内にはかなりの障害物があって、思い通りにはいきませんでした。
諦めかけた頃に、運良く通った感じです。

足元だけこんな感じで仕舞いしています。

配管化粧カバーを取付けて、ケーブルはその中に一緒に収めて、既存のコンセントはダクト側に寄せました。

機械が動かせないので、このダクト取付けるのも、体をくねらせながら苦労して取付けています。

昼休憩を取って、やっとエアコン取付けに掛かれます。(はぃ、朝イチからやってます)


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
ベランダが広いので、ここに室外機を置いても十分なスペースがあります。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
今日はずっと風が強くて、ベランダで吹き飛ばされそうなくらいでしたが、生ぬるい風でまったく涼しくもなく、幾度となく気持ちが切れそうになりましたが、冷たい飲み物をクーラーBOXいっぱいに用意していただいていたので乗り切れました(^_^;)

「暑い中、丁寧に取付けていただいて、ありがとうございました。子供も帰ってきたら喜ぶと思います。また何かありましたらお願いします。」と、ご夫婦で大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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