梅雨真っ只中なので、天気予報も目まぐるしく変わって一時間先の予測もつきませんね。
そんな中、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
既存機は日立。1997年製ですよ。26年前の製品です。
昨年から調子が悪いそうで、夏が来る前に取替えておきたいとご依頼いただきました。
室内機は2階で、室外機は1階地上二段置き。
しかしこの配管ルート...
配管のちょうど真下にテラス屋根があります...
何かあったら大変なので、お断りしようかと頭をよぎりましたが、「前にネットの工事をやってもらった阿部さんに」とのご指名でしたので、お引き受けさせていただきました。
ハシゴと脚立を駆使して作業に掛ります。
作業開始時は曇天でした。
雨降るなよぉ~...
テラス屋根は人間が上がれる設計ではありません。
一般の方は絶対に登らないでくださいね。
屋根を踏み抜かない様にコンパネと道板を敷いて、荷重を分散させます。
命綱も何もありませんから、作業中に地震が起こると終わりですね。
そんな事を考える余裕もなく、作業を進めていきます。
既存機を撤去しました。
配管穴にスリーブが入っていなかったので、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
あ、今回エアコンはお客様支給品です。
既存の配管穴の位置が高いので、東芝の高さ250mmの室内機を選定されました。
また屋根上での作業です。
一人作業ですので、上がったり降りたりの繰り返しです。
ここで雨が降り出しました...
足元が濡れてとても危険な状況ですが、ここまできたら止める訳にはいきません。
酸性雨を全身に浴びながら、作業を続けます。
既存の配管化粧カバーは流用です。
前に施工された業者さんは、留めてるビスの数が異様に少なくて、横引きのところのダクトが変形していましたが、ビス留めを追加してなんとか修正しました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「夏が来る前に取替えができて良かったです。他の部屋にも古いのがあるんで、またその時はよろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿