2022年12月12日月曜日

ご使用10年でまだ動いているダイキンを三菱霧ヶ峰へエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、リビングとダイニングへ設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZXV4022S-W 霧ヶ峰プレミアムモデル、三菱電機 MSZ-JXV4022S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルを、お買い上げいただきました。

既存機はダイキンです。
特殊なお家の構造で、リビングとキッチンダイニングにエアコンが設置されています。
ダイニングより数段上がったところにリビングがあります。

リビング側は少し高い位置に設置されています。

ダイニング側は、キッチンの上に設置されています。

ダイニング側は、水漏れをしていた様ですね。
そう言えば、コンセントが見当たりませんね。
もしかして、室外機電源なのかな?

配管はすべて隠蔽配管になっていて、室外機は建物裏に並べられています。

1台、カバーを外して見ると、あれ?内外の連絡線しかありませんね。
電源はどうなってるんだろうか...
調べてみると、室内機側で電源を取っている様ですが、どんな風に取っているのかは外してみたいと分からない状況でした。

今回の既存機は動作はしているものの、水漏れなどの不具合があることと、分解洗浄をやりたいけどもう10年目という事で、取替える方向でご相談いただきました。
とりあえずお見積りをさせていただき、「阿部さんの空いた時で、いつでもかまいませんから。」という事でご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
既存の室外機を2台、ポンプダウンして撤去します。

隠蔽配管を流用します。今回は溶接延長しなくても長さは大丈夫です。
化粧テープが古くなっていたので、この際に巻き直しておきます。

作業の効率を上げるため、先に室外機を接続しておきます。

室内側へ掛かります。
ダイニング側の既存機を撤去していきます。

ありました!コンセント...
コンセントにプラグを差し込んで、抜けない様にビニールテープで巻いて、奥に押し込まれていました。

さて、どうしたものか。
左右にコンセントを取付ける隙間はなく、上下は補強が入っているのでどうにもなりません。
このまま同じ様に流用するしかありませんね。

位置決めをして、新しい背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

コンセントはそのまま押し込むと、ホコリを被ってトラッキング火災を起こしてはいけないので、ラップを巻いてホコリが付着しないように対策しました。

リビング側の室内機も同じ様に。

こちらのコンセントも同じ仕様ですね。
そういう見た目重視な建築屋さんなんですね...

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

2台目も同じく。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がない事を確認してお引渡しです。

「一日掛かりで、ありがとうございました。お掃除がしやすそうなんでこのタイプを選びました。使うのが楽しみです。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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