初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプを2台、お買い上げいただきました。
こちらのお家、高気密高断熱仕様で、エアコン1台と循環送風機で家中を空調(全館空調)されている建物です。
新築されてから数年お住まいですが、どうしても2階の部屋の冷えが悪いという事で、今回2部屋2台のエアコン新設をご依頼いただきました。
まぁそうですよね。1階と2階では温度差があって当然ですから、高気密高断熱の建物であっても、近年の猛暑が続けば熱も入ってきます。
冷風を循環させても、各部屋にサーモ(温度センサー)がある訳ではないので、温度管理はかなり難しい状態になりますね。
特に子供部屋で個室となると、扉を閉めてしまいますし。
空調業界では全館空調はかなり難しい設計になります。
建物の気密性がいいからと言って、ルームエアコン1台でどうにかしようとするのは少し無理があるかなと阿部的には思ってます。
では作業に掛かります。
1つ目のお部屋はこちら。
将来を見越して、エアコン専用のコンセントはあります。
位置決めをして、背面板を設置。
配管穴を開けていきます。
小動物侵入防止と気密性確保のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
と、ここでイキナリどしゃ降りの雨に・・・
いやぁ、、、晴れの予報だったんで、カッパなんかは持っていません...
小雨になったところで、作業再開。
かなりの時間ロスです...
ずっと小雨に打たれながら、なんとか配管を立ち下げました。
室外機を繋ぐ頃には雨が上がりました。
体はズブ濡れです。。。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
工事が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して1台目が完了。
昼休憩を挟んで、2部屋目に掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。
慎重に配管穴を開けていきます。
こちらも同様に、貫通スリーブを挿入。
午前中とは打って変わって、晴天になりました。
日陰は風があって涼しいですが、陽に当たると溶けそうです...
まったく何℃あるんだ!と温度計を見ると・・・見るんじゃなかった...
もぅフラフラになりながら、くねくねと配管を下ろしました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
工事が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これで2階のお部屋も快適にご使用いただける様になりましたね。
「暑い中、途中雨も降って大変な作業で、ホントありがとうございました。またエアコン洗浄の時とかにお願いしますね。」と、大変お喜びいただき、お土産までいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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