ここ三日間ほど、頭痛が続いていて現場作業が辛いです...
予定通りに作業は進めていますが、事務所に帰ると死んだようになっています。
見積もりのご依頼を数件いただいていますが、しばらく時間が掛かりそうです...
そんな中、この三日掛けて、いつものマンションリフォームに伴う電気工事とエアコン工事にお伺いしてきました。
すみません...頭痛いので、かなり省いて記事を書きます。
いつもの様に、電気設備は30年以上経過しているため、電気器具はすべて取替えです。
分電盤は安全に使うための要です。
コンセント類も、古くなると接触が悪くなっていたりしますね。
クロスを貼り替えたついでに、新しいものに。
浴室の換気扇スイッチはON/OFFだけだったものを、タイマースイッチにしています。
照明器具も新しいものに。
雰囲気がガラッと明るくなります。
システムキッチンは建築家さんが取替えて、流し元灯やレンジフードの接続は阿部が行います。
今回もエアコン取替えがありました。
三日間のうち、二日目と三日目は天気が悪いとの予報でしたので、今回初めて初日にエアコン工事を行いました。
これがなんとも言えない結果に...
順調に作業は進んでいました。
作業が完了して、試運転を行おうとコンセントプラグを差し込んだとたん、、、
ボンッ!!!
えっ?! あ!しまった!!!
200Vでした...(´;ω;`)
暗くなるので焦っていたとは言え、いつものルーティーンを省いて電圧測定しなかったのは自分です。
このコンセントを取付けたのも自分ですから...
プラグを差し込んだ瞬間に鈍いバリスタの破裂音が鳴って、久々に体中の筋肉が溶け落ちる感覚を味わいました。
後悔しても既に遅しです。
現状を確認するため、分解していきます。
電源基板を外しました。
バリスタと言う部品が破裂しています。
この部品は、他の電子部品を高電圧から保護するためのバイパスとして使われています。
原因究明のために、少し言い訳を記載しておきます。
リフォーム前に、ここには100Vのエアコンが設置されていました。
専用コンセントがあるにも関わらず、足元のコンセントから電源を取っていたのでおかしいなと思いました。
基本、このマンションのエアコン専用コンセントは、全部屋100Vです。
以前の入居者が別の部屋へ200Vエアコンを設置していた様で、このコンセントからベランダを通って別の部屋へケーブルを延ばして、200Vのコンセントが転がしてありました。
酷い工事です。
通常、退去時には元通りに戻さなければなりませんが、放置されていました。
この時、阿部は確かに200Vを把握していました。
いつも通りの作業の流れなら、先に電気工事を行ってからエアコン工事に掛かります。
今回は、その逆で作業を行いましたから、分電盤のところも200Vのままです。
検電もせずコンセントを取付けたのは阿部です。
プラグを差し込む前に検電を省いたのも阿部です。
失敗とかミスとか言うより、「検電」という作業を省いた阿部の手抜き以外のナニモノでもありません。
霧ヶ峰くんにはかわいそうなことをしてしまいました...
帰社してすぐに基板を手配。
本日入荷したので、最後の電気工事を終えてから基板交換を行い、試運転。
無事に動作して、異常がないことを確認して完了です。
ダメですね。仕事を詰め込み過ぎると、必ずどこかにシワ寄せが来て失敗します。
12月になりました。
いよいよ師走です。
焦らない様に、確実な作業を心がけて頑張ります。
すみません、頭痛が酷くてこの辺で失礼します。。。
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