すみません。たくさんお問い合わせいただいていますが、まだしばらく受付再開にはなりそうにありません...
そんな中、本日は4月に取り掛かっていた賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が、本日最終日でした。
このBlogをご覧になっている方にはご存知の、いつものマンションです。
入居者が出る度に、古い設備の改修リフォームをしています。
毎回入居者が出た後に現地調査を行い、どこまで手を加えるかをオーナー様と建築屋さんと阿部とで知恵を出し合って決めています。
なので、毎回改修内容は少しづつ違います。
ただし電気設備はかなり古いので、分電盤などはそっくり取替えます。
入居者が入ってからではなかなか取替えも大変なので、不具合が出る前に取り替えてておきます。
年季の入ったフルカラーコンセントも、長く使うとグラグラして接触不良を起こしますね。
スイッチ類も同じくです。
もともとチャイムだったところにカメラ付きドアホンを取付けたため、ごちゃごちゃしています。
今回、ドアホンの位置を変更して、配線を引きなおします。
キッチンにはレンジ専用コンセントがないため、この辺りに増設します。
では作業に掛かります。(4月の作業です)
いつもは解体は大工さんがやってくれてたんですけど、建築屋さんが忙しいとの事で「阿部さんが必要なところは、どんどん剥いでもらってかまいませんから。」というお言葉をいただきましたので、心置きなくバキバキっと...
分電盤の上はジプトン天井なので、簡単に外れます。(ホコリだらけになりますけど...)
ここを点検口代わりに使います。
キッチン裏の洋室にある収納のところも。
バキバキっと剥がしてしまって、点検口代わりにします。
木造住宅なら天井裏も高いんですけど、マンションは5cmくらいの隙間をかいくぐってケーブルを通さなければなりません。
なんとか2系統通りました。
1系統は、この部屋のエアコン専用コンセント用に。
エアコンの穴が開いていても、専用コンセントがないと量販店はエアコンを取付けてくれませんからね。
レンジ専用コンセントは大変です。
一旦収納の内壁を立ち下げて、タイル貼りのタイルを剥いでケーブルを通していきます。
間柱が異様に多いので、横引きするのも一苦労です...
なんとか最小限の開口で、レンジ専用のケーブルが通りました。
毎回、浴室乾燥機を設置するので、専用ケーブルを浴室の点検口のところまで通しておきます。
3回路増設完了です。
あと細々と、洗濯機用コンセントの位置を移動。
冷蔵庫用のコンセントを高い位置へ移動。
電話やLANは、大工さんが棚を作ってくれるので、撤去しておきます。
ドアホンはこちらへ移動。配線をこちらへ通しておきます。
6畳用のエアコンが残っていましたが、今回10畳用の新品に取替えるため取外します。
ここまでが4月の作業でした。
建築屋さんが忙しいのでしばらく掛かると聞いていましたが、6月になるとは思いもよらず...
阿部も受付中止しないとどうにもならないほど忙しくなってしまい、昨日から仕上げのため現場へ入っていました。
まずは、新しい配線器具へ取替えていきます。
古いコンセントを取替えて、ピカピカです。
天井にある引掛けシーリングもすべて取替えます。
テレビユニットは直付けタイプを使用しているので、
コネクタタイプに取替えて、シールド性を上げます。
ユニットを取替えたら、きちんと受信レベルを測定して異常がないことを確認。
浴室乾燥機も取付けて、天井裏でダクトを接続。
照明スイッチとリモコンを設置。
ドアホンを取付けて、映り具合を確認。
レンジフードの接続と流し元灯の取付け。
電話とLANは、大工さんが棚を作ってくれたのでそこへまとめます。
このマンション、なぜか弱電関係は天井から降ろしているのでなんとかしたいんですけど、これ以外の工法は見つからず...
分電盤の取替えに掛かります。
各戸別ブレーカーはなく、一次側は活線状態での作業なので、一次側を端子上げして接続するまで脂汗ものです。
こんな感じで完成です。
パナソニック製のコンパクトブレーカー搭載分電盤です。
ここまでが昨日の作業でした。(写真で見るとサクサクっと行ってる様に見えますが、夜7時まで掛かっています。)
そして本日は朝からエアコン取付けに。
もう長くなるから、取付作業の流れはいいでしょう?(^_^;)
室内、室外共にフルダクトカバーの美観仕上げです。
阿部の仕事はここまでです。
あとは建築屋さんがキッチンを据えて、美装屋さんがキレイにしてくれたら完工ですね。
長かったぁ...(*´﹃`*)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。
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