2021年5月3日月曜日

日立ステンレス・クリーンシステム搭載でもカビは生えるエアコン分解洗浄作業

以前、他のお部屋のエアコン工事をご依頼いただいたお客様から、今回は2台のエアコン分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付工事にお伺いしてきました。

日立アプライアンス RAS-Z56E2(W)(2015年製)・RAS-G22E(W)(2015年製)


まずは、室内機を取外しにお伺いしてお預かりします。


今回、日立の白くまくんエアコンです。
日立独自のステンレス・クリーンシステムを搭載している機種ですが、ご覧の通りです。
確か謳い文句は、「ステンレスでエアコン内部の菌や汚れを抑制。」
そのステンレスの板は、吹出口から見えるところにしか貼り付けられていませんから、奥の方の樹脂ボディには黒カビがいっぱいです。

フィルター自動掃除機能もそうですが、余計な機能は何の役にも立ちませんね。
シンプルな構造にすればメンテナンスもしやすく、イニシャルコストもランニングコストも抑えられるのに、なぜ各メーカーは余計な機能を搭載するのでしょうかね?
せっかく高額商品を買っても、余計な機能のせいでメンテナンス費用が嵩むし、故障率は高くなります。
阿部は文句ばかりやねって言われますけど、言い続けないと変わりませんから。
損しているのは、「お客様」です。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


5.6kw 熱交換器↓


5.6kw ボディ内部↓


5.6kw ドレンパン↓


5.6kw ファン↓


2.2kw 熱交換器↓


2.2kw ボディ内部↓


2.2kw ドレンパン↓

2.2kw ファン↓


洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、2階の2.2kwが完了。


1階リビングに取り掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「やっぱり結構汚れていましたね。自動掃除機能とかいりませんねぇ。ありがとうございました。またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

0 件のコメント:

コメントを投稿