昨年からお待ちいただいていたお客様のエアコン分解洗浄が、ポツポツと入っています。
これから梅雨に入って除湿運転を始めると、何とも言えない臭いが出る様になって、慌ててご依頼いただくケースが増えてきます。
ご依頼はお早めにお願いします(u_u*)
さて、本日もお預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了しましたので、再取付けにお伺いしてきました。
シャープ AY-H22EE6(2019年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
まずは、室内機の取外しにお伺いします。
取外す際に、「去年使っていたら、換気扇動かすとエアコンからポコポコって音がしてたんですけど、エアコンが悪いんですかね?」と、お客様。
外して見ると、原因が解りました。
冷媒配管と共にテープ巻きされたドレンホースが、壁の中で山なりになっていました。
換気扇を動かすと部屋の中が負圧になり、ドレンホースから外気を吸い込んで来ようとします。
その際にホース内部に水が溜まっていると、その中に空気の泡が通る様になって、「ポコポコ」という音が発生しているんです。
その際にホース内部に水が溜まっていると、その中に空気の泡が通る様になって、「ポコポコ」という音が発生しているんです。
ここは、再取付けの際に修正しておきます。
とりあえず、室内機の傾きはないか、水平器で確認しておきます。
大丈夫ですね。少し勾配が付いているくらいです。
さて、2年しか使ってないエアコンです。そんなに汚れてない様に見えます。
でもお客様はここを覗いてみて、気持ち悪くなってご依頼いただきました。
黒い斑点はカビです。ファンに付いているのは、ホコリですね。
このホコリも、数年すると湿気を含んでカビになります。
このエアコン、あのプラズマクラスター搭載です。
これ、吹出口のところに付いていますから、機器の内部は関係ありません。
室内を除菌するという謳い文句ですが、エアコン内部は除菌できていないですね。
というか、ユニット自体にも、黒カビが付着しています...
必要ありませんね。
値段を吊り上げるためのオモチャです。
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
ドレンホースはきちんと流れる様に修正しておきました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「賃貸マンションなんで、もともと据え付けてあった隣のエアコンは、管理会社さんに2回クリーニングしてもらったんですけど、もの凄い臭かったんですよ。最終的に本体ごと取替えてもらったんですけどね。こうやって取外して洗わないと、きれいになりませんね。また何かあったらお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
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