相変わらずたくさんのご依頼をいただいていまして、ほぼ二週間先まで予定が詰まっている状況に、心より感謝申し上げます。
この時期は、「阿部さんは夏場は忙しいから、今のうちにお願いしておきます」と言う方々が多く、とてもありがたいです(^^)
そんな本日も、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機霧ヶ峰、お客様支給品です。
既存機は東芝製でした。
2006年製、15年お使いです。
配管穴にはスリーブが入っていません。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
こういうルートで、配管を室外機の方へ回していきます。
まだ動いていますが、年式も古くなったので、壊れる前に取替えをご希望です。
室外機周りはこんな感じです。
あれ?配管が見当たりませんね?
もしかして隠蔽配管かな?と思ったら、え?
地中に埋まっている様に見えますけど...
室外機の隣の出窓の向こう側に配管が出ています。
あらぁ、真っ直ぐ立ち下げて、そのまま地中に...
パイプか何かで保護してるのかと思って、砂利を寄せて見ると、、、化粧テープ巻きじゃないですか...
あらぁ、真っ直ぐ立ち下げて、そのまま地中に...
パイプか何かで保護してるのかと思って、砂利を寄せて見ると、、、化粧テープ巻きじゃないですか...
この配管、2分4分というサイズの銅管を使っていて、手曲げ施工の場合は大きく曲げないと、すぐに潰れてしまうサイズです。
恐らくこれを施工した人は、カクカクと外壁に沿って曲げる技術がなかったので、こうやって砂利の下に隠したんでしょうね。
銅管は地中埋設でも耐えられますけど、通信ケーブルは屋内用電線で200Vの電圧が掛かっていますからね。
これも施工不良のひとつです。
どうしても埋めたい場合は、保護管の中へ通すのが基本ですね。
では作業に掛かります。まずは、既存機を撤去していきます。
埋設配管もズルズルっと...
既存の化粧カバーも撤去してしまいます。
既存の化粧カバーも撤去してしまいます。
足元が狭くて、まともに脚立が立たないので、かなり作業がし辛いです。
それに加え、ポツポツと雨が降り出しました...
終わるまで本降りにならないで(´;ω;`)
室内機も撤去。
配管穴にはスリーブが入っていません。
写真では見えにくいですが、右下側に筋交いが走っています。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を取付けます。
位置決めをして、背面板を取付けます。
既存の配管穴に合わせると左に寄ってしまうので、できるだけ元の位置に設置できる様にセットします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
こういうルートで、配管を室外機の方へ回していきます。
写真2枚で簡単に書きましたけど、狭くてカラダが動かず、ここでかなりの時間が掛かっています。
雨もパラパラしているし...
室外機に配管を繋ぐためにしゃがむ訳ですが、しゃがむにも一苦労...
なんとか配管を繋いで、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ちなみに、なぜスリムダクトを高い位置で取り回しているかと言うと、外壁面に電源ボックスが2つあるので、それを交わすためです。
室外機周りはこんな感じで完成です。
なんとか配管を繋いで、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
ちなみに、なぜスリムダクトを高い位置で取り回しているかと言うと、外壁面に電源ボックスが2つあるので、それを交わすためです。
室外機周りはこんな感じで完成です。
既存機は足元が埋まっていましたが、今回は下にブロックも敷いて泥ハネ防止の役目も。
作業が終わると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
作業が終わると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
雨はなんとか小雨で済みましたが、狭いところでの作業に4時間も掛かってしまいました。
「狭いところで大変でしたね。キレイにしていただいて、ありがとうございました。新しいのは暖房が良く効きますね。これでこの夏は安心して使えます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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