いつもお世話になってるお客様のご紹介で、エアコン分解洗浄のご依頼をいただき、本日再取付けにお伺いしてきました。
ダイキン ATR63SPE3-W(2015年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
取外す前にパネルを開けてびっくり!
自動掃除機能がちゃんと機能していないんじゃないですか?というくらい、びっしりのホコリ...
これはもしかすると故障かも知れないので、お客様に確認しておいていただきました。
ポンプダウンしてガスを回収しようと室外機のカバーを外して、ここでもビックリ!
ポンプダウンしてガスを回収しようと室外機のカバーを外して、ここでもビックリ!
いやぁこれ、危なかったですよねぇ。
差し込み不足です。
接触が悪いと、発熱してしまいます。
端子台には温度ヒューズが付いていますが、急激な発熱の場合、最悪は発火してしまいます。
ここはきちんと治しておきました。
配管を外そうと、配管カバーを開けて、あらあら。
断熱不良です。
ここは再取付けの際になんとかします。
室内機の右側から、外へ向けて配管が出ているのですが、ここにシーリングキャップが使われています。
キャップを外すと、貫通スリーブは入っている様ですが、隙間だらけで気密性が保たれていませんから、風の通り道になってホコリが付着しています。
外してみました。
キャップを外すと、貫通スリーブは入っている様ですが、隙間だらけで気密性が保たれていませんから、風の通り道になってホコリが付着しています。
外してみました。
一発目開けようとして、途中でずらして開け直したんですね。
とりあえず、室内機をお預かりして帰ります。
お預かりした室内機を分解していきます。
お預かりした室内機を分解していきます。
ダイキンの自動掃除機能付きのエアコンは、ほぼこんな感じになっています。
フィルター掃除機能、やめればいいのに。。。
お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
取外す際に、ドレン水が大量に出てきたので気になっていたのですが、どうも怪しい...
室内機の背面板の下面が天井面から430mmに対して、配管穴の下面は420mm?
室内機の背面板の下面が天井面から430mmに対して、配管穴の下面は420mm?
1cmですけど、逆勾配になっています。
これでは水の流れが悪くても仕方ありませんよね。
で、測っていて気が付きました。
吹付けの断熱材で分かりませんでしたが、ケーブルがありました...
この穴開けた人はこのケーブルに気づいてたんでしょうか?
一発目を途中で止めたのは正解だったですね。恐ろしい...
まぁ、こんなところにケーブルを通している、電気工事屋さんの責任は大きいと思いますが。
配管穴を下へ向けて少し広げました。
元の貫通スリーブを挿入。
穴の方が大きくて気密性を確保できないので、アルミテープで隙間を防ぎました。
元の貫通スリーブを挿入。
穴の方が大きくて気密性を確保できないので、アルミテープで隙間を防ぎました。
パテ埋めやコーキングを使う場合もありますが、パテだと脂分が壁に染み込んでしまうのと、コーキングは乾くまで取付けができないというデメリットがありますね。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
断熱不良だったところは、断熱材を追加して隙間なくテープを巻いておきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
断熱不良だったところは、断熱材を追加して隙間なくテープを巻いておきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
写真をお渡しすると、「わぁ、こんなに汚れてたんですか!キレイにしてもらって、ありがとうございます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
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