え?落ちた?室内機が???なんで?
すぐにお電話させていただいたら、7年前に知り合いの電気工事屋さんからのご依頼で、年末の繁忙期に急遽お伺いさせていただいたところのお客様でした。
「とりあえず出入りしている業者さんに応急的に直してもらったんですけど、取付けたもの全部点検をお願いできませんかね?」
急いで他の予定を変更して、今朝、状況をお聞きするためにお伺いしてきました。
もうお伺いして現状を確認するまでは、寝れないし冷や汗は出るしでもぉ...
気が小さいもので(u_u*)
見せていただいた写真がこちら。
見事にお辞儀していますね...(・_・;)
エアコンは既に、出入りされている業者さんが復旧しています。
復旧された業者さんによると、石膏ボード壁の下地のないところに、数本だけビス打ちして、そのまま掛けていたから、ビスが外れて落ちたそうです。
「他のエアコンも気になるので、全部点検してもらえませんか。」と、お客様。
それはごもっともです。
でもちょっと待ってください。
これ…
ウチが取付けたエアコンじゃないんですけど…( ̄▽ ̄;)
アベ冷熱技研で取付けさせていただいた室内機はこちらの3台になります。
ダイキン製うるるとさららモデルが2台と標準タイプが1台。
ダイキン製うるるとさららモデルが2台と標準タイプが1台。
施工写真をお渡して、ご説明させていただきました。
ウチは、下地のない石膏ボードにビスだけ打って15kg超える室内機を掛ける様な事は、恐ろしくてやりません。
下地のあるところは下地を狙って、無いところはしっかりとボードアンカーを多用して留めていますからご安心ください。
お客様、最敬礼で「大変失礼しました。申し訳ございません。」と平謝りされていました...
こちらこそ、なんかすみません、お気の毒です。。。
当時のBlogを読み返して、このエアコンを取付けたのがどんな業者だったのか察しはつきました。
量販店ですね。
標準工事じゃないからと言って、放置して帰った業者みたいです。
なぜお客様がアベ冷熱技研に連絡をしたかと言うと、当時、阿部がちゃんと名刺をお渡ししてご挨拶していたからです。
帰りに室外機を見ると、あれから増えている気がします(^_^;)
エアコン工事は誰に頼みますか?
その業者さんは信頼のおける、有資格者ですか?
誰が取付けに来るかわからないところでエアコンを購入すると、大変な目に遭いますね。
いい業者さんを見付ける目が、お客様に求められている時代です。
気を付けたいですね。
とまぁ、こうやって書いてますけど、そもそも論をここでいいですかね?
はっきり言ってこの取付けた業者を責める前に、エアコンを取付けるのが判っている場所なのに、壁の中に下地がないというのがそもそもの問題ですよ。
いわゆる「大工の手抜き」ですね。
下地があれば、ビスで留めても十分な強度が得られる訳です。
ここ最近のフィルター自動掃除機能付きエアコンは、室内機の重量が15kg以上と増しています。
ボードアンカーを多用したとしても、下地がある場合の強度とは雲泥の差になります。
大きな地震が起きれば、今回の様な落下も起こる可能性がありますね。
大工さん、ポリシー持って仕事しましょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿