2020年6月26日金曜日

エアコン室外機の音と熱風で眠れないので室外機の移設工事

いつも町内会でお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン室外機の移設工事にお伺いしてきました。


建物は敷地いっぱいに建てられていて、室外機を置けるスペースはほとんどありません。


今回ご相談いただいたのは、ご主人さんのお部屋のエアコン室外機が、奥さんが寝ているお部屋の窓の前にあるので、どうにかならないかと...
奥さんはエアコンはあまりお好きでなく、寝る時は窓を開けて寝るそうですが、ご主人さんがエアコンを付けていると、運転音と熱風が窓から入ってきて眠れないそうです。

とは言っても、室外機を置くスペースが...(^_^;)


ここはブロック塀から55cm程度しかなく、洗濯物を干すための通路として使われているので、ここには置けません。


さすがに壁面置きにしてお隣へ室外機を向ける訳にもいかず、かなり悩んだ挙句、見た目はかなり悪いですが、ここまで引っ張ってきますかね?という事で決定。

支柱がありますが、なんとかブロック塀との間を通せそうです。

という訳で、本日午後からお伺いしようと、軽トラへフル装備で積み込んでいたんですけど、ナントどしゃ降りの雨・・・(´;ω;`)
延期しましょうか...とお客様とお話していたら、一気に雨が上がって晴れ間が...(^_^;)

約1時間遅れでのスタートです。
雨上がりで気温も上がってきたので、かなり蒸し暑いです...

まずは室外機を取外します。


支柱の間にスリムダクトを留めて、配管を通していきます。


既存配管との接続は溶接するつもりで積み込んでたんですけど、スリムダクトもあり、雨水パイプもあるので、火を使う作業は避けて、ユニオン継手で接続。


建物とブロック塀との渡りは排水パイプがあるため、仕方なくフリーダクトで。
ここはあまり直射日光が当たらないので、数年でボロボロになる事はないと思います。

こんな感じで、延々と配管を延長。
ドレンは垂れ流し状態だったので、雨水桝の近くまで塩ビ管を使って延長。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


こんな感じで完成。
自転車とバイクの置き場なので、人が通れる程度のスペースを開けて設置しています。

元の位置から見ると、こんな感じです。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「きれいにしてもらって、ありがとうございました。これで快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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