2020年5月16日土曜日

9年お使いで最後のエアコン分解洗浄にしようとご依頼いただいたら

やはりこの時期、エアコン分解洗浄のご依頼が多いです。
現在、予定がタイトに詰まっているため、お伺いできるまでにかなりの日数をいただいています<(_ _)>

そんな中、9年前にアベ冷熱技研で施工させていただいたお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄にお伺いしてきました。

東芝ホームアプライアンス RAS-712UDR(W)(2011年製)フィルター自動掃除機能付きタイプです。
これ、前面パネルが迫り上がって動作するタイプです。
このタイプ、いろんなメーカーが販売してきましたが、結構不具合が多いです。
今回もこれで嫌な思いをしました... それは後ほど...

まずは室内機を取外してお預かりします。


お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓

4年前にも一度分解洗浄しているのと、お部屋の環境がいいのか、あまり汚れていませんでしたね。

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


と、思ったら・・・
運転停止したら、パネルがきちんと最後まで閉じません...(´;ω;`)

再度、分解して点検。


どうやらパネルを動かしているモーターの不良の様です...
あの重たいパネルを、こんな小さなモーターで動かしているんです。

仕方ありません。
分解洗浄する前は正常に動作していた訳ですから、モーターが悪かろうが治さないといけませんね。
お客様にご説明させていただき、部品を取り寄せることにしました。

ここまでが先週の流れでした。
そして本日、部品が入荷したので修理にお伺いしてきました。
新旧交代です。
三菱電機製から日本電産サンキョー製へ。
え?エアコンは東芝製ですよ(^_^;)

修理完了です。きちんと最後まで閉じる様になりました。

「ありがとうございました。余計な手間を取らせてしまいましたね。次は東芝じゃなく、三菱にします。」と、お気遣いいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

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