以前から、エアコン洗浄や浴室乾燥機をお買い上げいただいているお客様から、エアコン新設工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-JXV2519-W ムーブアイ極搭載のハイスペックモデルをお買い上げいただきました。
こちらのお部屋、勾配天井になっています。
右側の正規の位置に取付けようとすると、右上部が天井に当たるため、全体的に室内機を下げるしかありません。
これでは部屋の中に温度ムラができるので、効率が悪くなります。
ご提案させていただいたのは、窓の上。
ただし、ここは2階。
ハシゴが立てられるスペースは狭いです。
そして取付ける部屋の窓の上には庇が...
窓の上に配管穴を開けてしまうと、ハシゴが立たないので作業ができなくなります。
それに化粧壁が10cmほど葺いているので、余計に無理です。
という訳で、配管穴を開ける位置が悩みどころです。
壁の中は見えませんが、こんな感じになっているハズです。
こうなると、穴を開けれる位置は自ずと決まってきます。
慎重に位置決めをして、配管穴を開けていきます。
一気には開けません。
なぜなら、こんなのが出てきますから...(p_-)
エアコンの電源ケーブルですね。
柱の左にコンセントがあるのに、こちら側を通しているのは恐ろしいですね。
電気工事屋さんのトラップですかね(^_^;)
ケーブルを避けて貫通。
手前の分厚い木材は下地です。奥に柱が見えますね。
右側には、やはり筋交いがいました。
ほんの少し上でも、ほんの少し右でも当たってしまう、微妙な位置でした。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入します。
位置決めをして、背面板を取付けます。
午前中、結構な雨が降ってたんですけど、午後からは快晴。
ただし、時折風が強くなって、ハシゴが倒れそうです...
勾配もキツイので、後ろに倒れない様にロープを巻き付けての作業開始です。
ホント、ハシゴの勾配が取れてないので、ビスを揉むチカラが入りません(´・ω・`)
なんとかダクトを取付けて、室内側へ。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
ちょっとマンションの一室みたいな室内機周りになってしまいましたけど、エアコンの効率としてはこの位置が最適です。
これで子供さんのお勉強も捗りますね(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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