2019年12月7日土曜日

11年前に施工させていただいた学習塾のエアコンを取外して分解洗浄

午前中は、エアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV508S-W(2008年製) 自動掃除機能なし標準タイプです。

※11年経過していますので、もしもの場合の保証は一切ありません。部品がなければ、もしもの場合も修理ができないためです。今回もご了承いただいての施工となります。

まずは室内機を取外してお預かりします。


今回のご依頼は、「カビ臭い」とか「キレイにしたい」という事ではなく、「なんかエアコンの効きが悪い感じがする」というご相談でした。
まぁ11年メンテナンスしていませんから...(^_^;)

「風が波打つ様な感じで、風量が少ない気がする」との事でしたので、間違いなくこのファンにこびり付いたホコリとカビが原因ですね(p_-)

分解していく訳ですが、蜘蛛の巣が張っていました。

配管穴には貫通スリーブとパテ埋めをしているので、配管穴から侵入した訳ではなさそうです。
この蜘蛛も、結構水漏れの原因を作ったりする厄介者です。

パネルの内側に、消しゴム?が付いていました。

たぶん、休み時間にでも子供たちが投げあいでもしたんでしょうね(^_^;)

結構しっかり付いていたので外して見ると、パネルが溶けていました...(・_・;)

樹脂は消しゴムに負けるんですね...

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


しかしアレですね。なんでこんな事するんですかね?

11年前の新築時、このエアコン取付工事をさせていただいた際に、アスファルトを敷くのが少し先になるとのことで、室外機を埋められない様にブロックを敷いて嵩上げまでして設置してたんですけど、このアリサマです。

さすがに通気口の上までは敷かないだろうと思ってた阿部が甘かったんですかね?
通気口の方が低くて、雨水なんか床下に流れ込みますよ?

まぁ不思議なことをする方々がいるもんだなぁと感心しました。
数年後の取り換え時に、かなり苦労すると思います(´・ω・`)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「わぁ、全然効きが違うなぁ!風量もそうとうあるし。よし、年明けにもう一台お願いしよう。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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