お世話になっているお客様のご紹介で、ご実家にあるエアコンの分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付けにお伺いしてきました。
ダイキン F25PTFXS-W(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
まずは室内機を取外しにお伺いします。
このタイプ、外観を見ると自動掃除機能無しに見えますけど、しっかり掃除ユニットが収められています。
ダイキンにしてはシンプルでいいですね。(嫌いですけど)
「取付けてからなんにもしてないけん、汚れとるやろうねぇ」と言われましたが、年式の割にはカビが少ないですね。
「フィルターはタマに外して掃除しよったけんやろうか?」
自動掃除機能付きで、フィルターまで外してお掃除されてるお客様は初めてじゃないですかね(^_^;)
素晴らしいと思います(u_u*)
さて、取外しのため室外機の方へ。
ナニ?このダクトの半端...(^_^;)
「あぁ、おかしいでしょ、これ。知り合いの電気屋さんに付けてもらったんやけど、手抜きされたんやろか。」
知り合いだったら手抜きはしないと思いますが,,,f(^_^;)
あらぁ... 手抜きで間違いないと思われます(´;ω;`)
パテ埋めしてない、風が入り放題、虫も入り放題、庇上の残骸放置...久々に酷いの見せていただきました。
こちら、室内機の配管接続部。
きちんと断熱されていなかったので、テープをほどくと、溜まっていた結露水がぼたぼた...
室内機を外す時にも、内部に溜まっていたドレン水がドボドボ...(´;ω;`)
水平器を当てて見ると、逆勾配... 酷いなぁこの業者さん...
スライド金具の取付け方もなんか変。
ダメです。無理です。全部撤去します!
再取付けの際に、きちっと取付けさせていただきますね。
お預かりした室内機を分解していきます。
フィルターはタマにお掃除されていたとの事ですが、やはり寝室なのでホコリの付着は多いですね。
さて前回、ダイキンの自動掃除ユニットにダメ出しさせていただきましたが、この年式になると考えを改めたのか、設計者が変わったのか、全部バラさないと出てこなかったモーター3個が、右側面にまとめられています。
これは素晴らしい!かなり現場の声を取り入れた造りになっていますね!
(嫌いには変わりありませんけど)
室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。
土壁なのでスライド金具は必須です。
スライド金具はひと手間加えて設置します。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管の断熱処理もしっかりとして、結露を防ぎます。
通風口になっていた配管穴には、しっかりとパテを詰め込み、外れない様にコーキングも重ねておきます。
もちろん、庇上の残骸もホウキで...
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「きれいになりましたね。気持ちがええですね。手直しまでしてもらって、ありがとうございました。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)
さて、施工前と施工後。
どちらの施工が見た目いいと思いますか?
見た目も大事ですね。
強度的にはまったく変わりません。
まぁ、元の施工よりは強度は増しているくらいですけど(^_^;)
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