遠い親戚の方からのご依頼で、午後から急遽エアコン専用コンセント増設工事にお伺いしてきました。
お付き合いの関係で、エアコンは量販店で購入されるそうですが、専用コンセントが無いお部屋のため、エアコンを取付けてくれないそうです。
そうなんです。量販店はエアコン専用コンセントが無ければ、エアコンを取付けてくれません。
いわゆる無資格者なので、電気工事ができないんですね。
もしくは、繁忙期なので「そんな面倒くさい工事なんかやっとれんわ!」と言うのが本音でしょう。
どちらにしろ、量販店なんかにエアコン取付工事を依頼すると、ロクな事がないと言う事の裏返しです。
で、昨晩の情報では今日は雨の予報だったので、工事を延期したところにこのご依頼が飛び込んで来たので、午後から急遽お伺いしてきました。
親戚なので、留守ですが鍵を預かっての作業です。
既存の分電盤は、1階洗面所にあります。
分岐ブレーカーは全部使われていて、予備回路はありません。
専用コンセントが必要なのは2階なので、ここから2階へ立ち上げないといけません。
1階をくまなく探しましたが、点検口がありません...
点検口がないと作業ができないので、洗面所の天井ボードを外す事にします。
釘で留めてあるので、ボードを傷めない様に、慎重に釘を抜いていきます。
外れました。
腕が入るほどのスペースしかありませんが、なんとか作業はできそうです。
2階は点検口があるので、ここから天井裏へアクセスします。
2階の天井裏から1階の洗面所付近を狙って、壁内に呼び線を落とし込んでいきます。
写真では全く感じられないでしょうけど、天井裏はサウナです...
5分とじっとしていられません。
1階の洗面所のところまで、呼び線が降りてきました。
これにケーブルを結んで、2階へ立ち上げます。
立ち上がったケーブルを、また2階の天井裏から横引きをして、エアコンを取付ける部屋へ。
ケーブルが出てきました。
コンセントを取付けます。
分電盤内部はいっぱいなので、分電盤の脇に分岐ブレーカーを取付け。
あとは電源を投入。電圧を測定して、電圧を測定。
異状がない事を確認して、お引渡しです。
「わぁ、早くやってもらってありがとうございました。これで次の休みにはエアコンを取付けてもらえます。助かりました。」と、とても喜んでもらえました(*^^*)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。
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