今日は一日、エアコンのお引越しにお伺いしてきました。
お引越し先のマンションには古いエアコンが3台付いていまして、昨日先に取外して来たエアコン3台と取替えです。
まずはリビングのエアコンから外します。
屋外の配管カバーを外して、あらぁ...
このお部屋、もともとはこのマンションのモデルルームだったそうですが、酷い施工ですねぇ...
パテ埋め無し・断熱不良・ドレンホース逆勾配...
室内機を取外すと、溜まっていたドレン水が溢れてきました(ヽ´ω`)
取外してビックリです。
穴の高さが、天井面から配管下面まで300mmしかありません(´;ω;`)
各メーカー、室内機の基本的な高さは300mmです。
「じゃぁ300mmで問題ないじゃない?」と思うかも知れませんが、最近のエアコンは上部吸い込みですから、上面100mm以上は空けておくのを考えると、配管穴下面まで最低400mmは必要です。
結構大変な状況です。
リビングに取付けるタイプは、霧ヶ峰のZシリーズ系なので高さが300mm。
mm単位での高さ調整を行います。
背面板の天面と天井面との隙間は、30mmはないと室内機を掛けることができないため、もうギリギリの状況で設置。
「え?30mmも下げて大丈夫なの?」って思いますよね。
いいんです、霧ヶ峰ですから。
霧ヶ峰のドレン出口は、他メーカーに比べて少し高い位置にあります。
この分、少し設置位置を下げることが可能なんです。
そうです、三菱の霧ヶ峰じゃなかったら、設置できなかったかも知れません。
ビチビチの状況で、室内機を掛けるのも一苦労でした...
ドレンはこんな感じで、下げたのにも関わらず、外へ向けて若干の勾配が取れています。
天井面との隙間はこんな感じです。
Zシリーズは、前方へ向かって緩やかに下っている形状なので、吸込負荷は軽減されます。
ただし、この様に天井目一杯に取付けると、天井面にホコリが付きやすくなるので、基本的には十分なスペースが必要です。
とりあえずリビングは付きました。
次は寝室... もう見ただけでゲッソリしそうなくらい、天井面にびっちり付いていますね...
取外して測ってみると、先ほどより酷くて255mm...(´;ω;`)
もう普通のエアコンは取付けできない状態です...
が、こちらに取付けるエアコンはBXVシリーズでした!
このBXVシリーズは、高さが250mmなのでバッチリです(*^^*)
とは言いながらも、天井面との隙間はビチビチなので、取付けにかなり苦労しています(´;ω;`)
3台目はこちら。
おぉ。こちらはスペース的にも問題ないじゃないですか... とは行きません...
穴の位置が悪いのか、コンセントの位置が悪いのか...
背面板の後ろに、配管穴が半分ほど隠れてしまいます。
これでも目一杯右に寄せているんですよ。
右側にはコンセントがあるので、これが目一杯でした(´・ω・`)
こんな感じで、なんとかすべて取付け完了です。
やっぱり施工性の面でも三菱霧ヶ峰ですね。
この他に、照明器具5台移設と、洗濯機の取付けもあったので、予定は二日間見ていましたが、順調に作業が進んで、夕方にはお引渡しできました。
「あらぁ、キレイに取付けていただいてありがとうございます。阿部さんを紹介してもらって良かったわ。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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