いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2818-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。
既存機はダイキン製。
2010年製なので、まだ8年です。
昨年末に「阿部さんに取付けてもらったものじゃないんですけどね。エアコン付けても、気が付いたら止まってて、ランプが点滅してるんです。年明けでいいので、阿部さんが時間ある時に見てもらえませんか?」という事で、年明け早々に点検にお伺いしていました。
暖房運転で吹出温度を測ってみます。
あまり上がりませんね... この温度では寒いと思います。
ガス圧を測定してみましょう。
あらぁ...少ないですねぇ。
暖房運転時は2.5MPa以上の圧力は欲しいところです。
どこからか漏れてる可能性があるので、漏れヶ所を探していきます。
ガス漏れで最初に調べるのは、配管接続部分です。
施工不良でのガス漏れが圧倒的に多いですから、最初に室内機と室外機の接続部分をチェック。
異常ありませんね。きちっと施工されている様です。
室外機の接続部も異常ないので、今度は機械の内部を調べていきます。
室外機の方も異常ありません...
室内機の内部を調べていきます。
あ...なにか怪しい感じがしますよぉ...(p_-)
出ましたね。ここみたいです。
針が振り切れないので、本当に微量の漏洩の様です。
そう言えば以前もありましたね、ダイキン。
7、8年でガス漏れ起こしたエアコン、今までにも数台見てきました。
5年の無償保証が切れた頃にガス漏れ起こす製品。
これが世界クオリティ。
日本製じゃないからこれでOKなクオリティ。
阿部がダイキンお奨めしない理由です。
ちなみにエラーコードが出ているので確認しますね。
「U0」-ガス欠、吸込管温度異常。
ご丁寧に、対処法まで書いてくれている、ダイキンの故障診断サイト。
お客様に状況をご説明させていただき、修理見積りをしてみました。
なんと!熱交換器部品が25,000円超えてます!
分解して取替えて、ガス充填してたら軽く5万円は超える修理代になります...
部品代が高すぎです。
でも8年しか使っていません...
もったいないと言えばもったいないです。
お客様に判断していただく事に...
「あ、じゃぁ新しいのに取替えてください。ダイキンはいりません。阿部さんのお奨めのメーカーでいいですよ。そう言えば前に取付けてもらった霧ヶ峰が、ものすごく調子いいので三菱がいいですね。」
なんと、即決いただきました(^_^;)
ありがとうございます!早急にエアコン手配しますね。
という訳で本日、取替工事にお伺いしました。
朝イチは雨模様でしたが、作業開始すると晴れ間が(*^^*)
年末から天気に振り回されていた阿部ですが、そろそろ復活してきましたかね?(*´艸`*)
既存機を撤去しました。
やっぱり貫通スリーブが入っていませんね...
気密性確保のために、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「お忙しいのにありがとうございました。これで安心して使えますね。阿部さんはね、お父様の代から丁寧にやってもらえるので、私は阿部さんじゃないとダメなんですよ。またお願いしますね。」と、とてもありがたいお言葉をいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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