松山市内の接骨院様のご依頼で、中古の壁掛形パッケージエアコンの移設・取替工事にお伺いしてきました。
既存機は三菱電機製の4馬力タイプです。
とりあえず動いていますが、時々営業中に突然止まる事があるそうです。
年式的にはかなり古いので、修理は考えていません。
この建物は賃貸で、管理している不動産屋さんが他の物件で使っていた同タイプのパッケージエアコンを保管しているそうで、それと入れ替えをご希望でした。
先月の末頃にご相談いただいて、下見にお伺いしてお見積りをさせていただきました。
しかしこのドレンホース...(^_^;)
この辺も、しっかりと直します。
その入れ替えるパッケージエアコンは、結構離れたところの建物に保管されているので、確認のためにそちらへ。
え?これですか?配管が繋がってますけど、保管してるって言ってませんでした?(^_^;)
配管を追っていくと...切れてました(´;ω;`) 大丈夫なんですかね?これ。
室内機はどこにあるんだろうと思ったら、倉庫に保管されていました。
この室内機が26kg、先ほどの室外機が94kg...結構な重量があるので、一人では軽トラに詰めませんねぇ。
という訳で、木曜日が定休日という事と、重量物を一緒に担いでもらう人を段取りしないといけないため、盆休み前に、先にこちらをお預かりさせていただく事にしました。
担いでもらう人...
急に決まったため、人の段取りができません。
この業界、忙しい時期はみんな一緒で、かなり前からお願いしておかないと、応援には来てもらえないんです。
で、連れてきたのは夏休み中の次男坊(^_^;)
現場デビュー... そんな大した作業じゃありませんが、94kgを一緒に担いでもらうくらいはできました。
ここまでが盆休み前の作業で、エアコンは事務所でお預かりしていました。
取替工事は盆明けの木曜日、本日決行です(^^)/
朝一番はドシャ降りの雨でどうしようかと思いましたが、現場に付くと小雨になり作業開始。
最初にポンプダウンして、フロンガスを室外機側へ回収して撤去。
軽トラの荷台に乗せて、ここでフロンガスを回収します。
盆明け早々にいきなり100kg近くの室外機を2台、降ろして上げてはなかなかキツイです(^_^;)
ここで回収しながら室内機の撤去など、他の作業を継続します。
この室内機、30kgもあります... さすがにこれも一人では降ろせません。
今日は息子ではなく、他に応援に来てもらってます。
室内機を外すと背面板がある訳ですが、、、
これを留めていたビス、すべてスカスカで効いていませんでした(´;ω;`)
恐ろしいですね。
よく今まで30kgを支え続けてきたもんだと感心します(^_^;)
今度取付ける室内機の背面板を設置。
下地を探して、しっかりと固定します。
どうしても下地がないところは、ボードアンカーを使ってしっかりと留めています。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
今回、室外機を置く位置を変更したため、ダクトの途中からテープ巻き仕上げで立ち下げます。
途中で切れてブラブラになっていたドレンホースは、塩ビ管を使って排水マスまで導きました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部をしっかりと真空乾燥させます。
ワイヤレスリモコンを無くされたそうで、アベ冷熱技研の倉庫に転がっていたワイヤードリモコンを差し上げました。
これも中古ですが、ちゃんと使えます。
真空引き作業が完了すると、電源投入して試運転開始。
一番不安だったガス圧測定。
あ、全然大丈夫ですね。
ガス不足かなと思ってフロンガスも用意してきていましたが、取越苦労でしたね。
あとは異常がない事を確認して、お引渡しです。
あ、今回移設してきたのは、阿部のキライなダイキン製です(´ε` )
手前にあった室外機を奥に移したのは、勝手口の出入りに支障があったためです。
これで出入りも楽になりましたね。
「これでいつ止まるかビクビクしながら営業しなくて済みます。勝手口のところも広くなったし。暑い中、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿