以前エアコン分解洗浄をご依頼いただいたお客様のご紹介で、ご実家のエアコン分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付けにお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-BXV253-W(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
室内機をお預かりするため、取外します。
あらら...
右下の配管穴は、このエアコンを取付ける際に開けた感じです。
右上の四角い穴は、もともとここにコンセントがあったけど取付けに邪魔なので、コンセントの位置を替えた跡です。
左側は何かと思ったら、もともとは隠蔽配管だったらしく、開口部の奥に配管類が押し込まれていました。
普通は取付けの際に塞ぐべきですよね。
こんな感じで塞ぎます。
配管穴には貫通スリーブを。
なぜ穴を塞いで置かないといけないかと言うと、建物の構造によっては、壁内の通気性を良くして、構造体が長持ちする様にしています。
古いお家に多い工法ですが、その場合この様な開口部を放置すると、そこから温度差の高い空気が出入りする様になって、エアコンの寿命を縮めたりします。
あと、小動物の通り道になったりもしますね。
これが一番厄介で、以前はネズミやコウモリが入り込んで、内部が凄い事になっているエアコンを、たくさん見てきました。
なので穴を塞ぐという作業は、とても重要だったりします。
では、お預かりした室内機を分解していきます。
4年程度お使いですが、結構なホコリが溜まっていますね。
どんどんバラして行きます。
あ、黒いツブツブが出てきました...
ここにも、あそこにも... これはカビではありませんよ。
いらっしゃいました... しかもそこで御臨終ですか...(T_T)
分解している途中にも、元気なヤツが2匹飛び出てきました...(´;ω;`)
びっくりしたな、もぉ...
はぃ、先ほど塞いだ穴から、こうやって入り込んで来る訳です。
その風が部屋中に・・・(^_^;)
ね、取外して洗浄する方がいいでしょ?
外さなければ、穴の状態も解らなかった訳ですから。
電気系統を取り除いて、室内機を完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「わぁ、これが入っとったんですか!いやぁ、きちっときれいにしてもらって、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
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