2017年11月25日土曜日

賃貸住宅の洗い残しで臭いが出るエアコンの分解洗浄

賃貸住宅にお住まいのお客様からのご依頼で、エアコン分解洗浄にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV367-W(2007年製) 標準タイプです。

こちら賃貸住宅で、エアコンはもともと設置されているものです。
この場合、勝手に洗浄する訳にはいきませんから、必ずオーナー様か管理会社の許可をいただいての作業となります。

室内機を取外しにお伺いしましたが、かなりキレイです。

キレイですよ?なぜ洗浄されるんですか?とお聞きしたところ、「夏場、少し臭いがしてきたんで、洗った方がいいのかなと思いまして。」。

臭い。もしかして...と思って、吹出口を確認すると、ファンにツブツブがいっぱい。

あぁ、やっぱり。これエアコンクリーニングされてますね。
それもキレイに洗えてない。見えない奥に洗い残しがあるんで臭いが出てるんですね。

持ち帰って分解すると、ほら。

洗浄剤が届かない奥の方には、洗う際に飛び散ったカビが残っています。

熱交換器の裏側にも黒いツブツブが飛び散っているのが見えますね。

この辺は、バラさないときちんと洗えないところです。

お預かりした室内機を、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「ありがとうございます。いろいろ検索したんですけど、阿部さんのBlogを見て分解しないとキレイにならないのを知ってお願いしました。」と、とてもお喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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