10年前の夏、新築時にエアコン工事を施工させていただいたお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄をご依頼いただきました。
三菱電機 MSZ-ZXV507S-W(2007年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。
実は昨年の夏、「阿部さん、エアコンが全然効かなくなったんで、点検してもらえませんか?」との事で、点検修理にお伺いしていました。
エアコンが効かない原因は...
「フィルターなんか自動で掃除してくれるんで、一度も見たことなかったです。」とお客様(^_^;)
目詰まりしてしまって、まったく風が通っていませんでした。
で、昨年は応急処置で、フィルターを洗って復旧しました。
その時に内部を覗いて見ると、9年経過しているのでそれなりに汚れていました。
その時は分解洗浄の受付終了させていただいていましたので、「来年10年ですから、次の夏までに洗いましょうね。」と、お奨めさせていただいていました。
大体どのお客様もそうですが、暑くなるまで忘れてるんですよねぇ(^_^;)
バタバタと取り外しにお伺いしました。
室内機の裏側はこんな感じです。
裏側は、冷房運転中ボディが冷えますから、湿度が高いとここも結露します。
なので、裏側にもドレンパンがあって、結露水がきちんと流れる構造になっています。
当然、カビが生えますね。
どのメーカーも同じ様な構造です。
ここは取り外さないと、キレイに洗えないところです。
では分解していきます。電気系統を取り除いて完全分解。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
写真をお渡しすると、「えぇ?中はこんな事になってたんですか?これは酷いなぁ...これで安心してこの夏使えます。あと10年使えますね。」と、とてもお喜びいただきましたが、さすがにあと10年は難しいかと...(^_^;)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。
詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
※お知らせ:2017年6月30日を持って、今シーズンのエアコン分解洗浄の受付を終了しております。
受付再開は、夏シーズンが終わった秋口を予定しておりますので、ご了承くださいませ<(_ _)>
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