2017年6月22日木曜日

キレイな空気のために生まれてきたプラズマクラスター?のエアコン分解洗浄

お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

シャープ AY-Z40VX-W(2010年製) フィルター自動掃除機能付きタイプ。


取外し前の状態です。
シャープらしいというか、その開き方どうしても必要なの?っていつも思います(^_^;)

このフラップ、運転停止すると吹出口を完璧に密閉するので、このシリーズは内部が酷い目にカビてるのを良く見ます。

こちらのお部屋は寝室なので、結構なホコリが乗っかっていて、なかなか楽しそうです(*^^*)


室内機を取外しました。貫通スリーブなんか入っていません。

穴開けてたら柱が出てきたので、左へ開け直しましたという感じですね...
まぁ同業者さんが見れば解ると思いますが、コンセントの位置も微妙ですよね。
恐らくコンセントの位置から測って、ここなら柱が無いだろうと思われる、微妙な位置関係です。
阿部がやっても失敗してたかも知れません(^_^;)

お預かりして持ち帰った室内機を分解していきます。
まぁ想像してた通りの光景が...


シャープのこのタイプはパナソニックと同じで、回収したホコリを外部へ放出する仕組みですが、パナソニック同様に、ホコリが団子のように目詰まりして固まっていました。


内部も結構イッてますね。


プラズマクラスターイオン発生機部分。

このタイプはフラップに2つハメ込まれています。
吹出口に付けてどうするんですか?
吸込側に付けないと、内部がカビだらけですよねぇ~(´・ω・`)
ホントに空気がキレイになってるのかは、素人の阿部には理解できません。

電気系統を取り除いて完全分解。
ダイキンに次いで、シャープも大嫌いです。なぜこんなにもパーツが多いんですかね?


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。

配管穴には貫通スリーブを挿入して、柱が見えるところはパテ埋めしました。
普通は設置業者さんがやる作業です(^_^;)

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「うわぁ、こんなに汚れてたんですね。自分がこんな状態ですから全然掃除できなくて。お願いして良かった。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
今回のお客様は、体が不自由で室内機まで手が届きません。
そのためにフィルター自動掃除機能付きエアコンを選択されたんだと思いますが、信頼されて購入された機種がこの状態ですから...
やめればいいのに、フィルター自動掃除機能(^_^;)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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