お預かりしていたエアコンの分解洗浄が完了したので、取付けにお伺いしてきました。
シャープ製 AY-B28XE9(2012年製) プラズマクラスター フィルター自動掃除機能付き
まずは室内機の取外しから。 うぁ...もの凄いヤニっぷりでワクワクします(*´ω`*)
2012年製ですから5年使用。なかなかのヘビースモーカーさんですね。
え?ホコリも結構付いてますね。
「水漏れするんで、それもちょっと点検しておいてください。」との事です。
持ち帰った室内機を分解していきます。
わぁ...やっぱり内部のホコリが凄いです...
これこの状態で、まともに動いていたのが凄いなぁと関心・ω・
うぉぉぉ~...熱交換器にホコリがビッシリ。
フィルター自動掃除機能付きですよ?
水漏れの原因はホコリが湿気を帯びて、スライム状になってドレン排水穴を塞いでいた様ですね。
水が漏れる度に、お客様が外のドレンホースから息を吹き込んで応急処置をされていたそうです(^_^;)
いや、逆流するから、すぐまた詰まりますよね...
ホコリが取れていない原因の一つがこれですね。
このユニット、中にファンが入っていて、掃除機の役割をしています。
ほじくり出したら、こんなに詰まっていました...
これではホコリは抜けませんねぇ(´・ω・`)
吸い込まれたホコリは、このホースを伝って外部へ放出されます。
パナソニックのお掃除ロボットと同じ様な仕組みですが、パナソニックもシャープも、全然自動掃除の意味をなしていませんねぇ...
フィルター自動掃除、止めればいいのに。
はぃ、手ぶくろボロボロになりながら、もの凄いタバコの臭いと戦いながら、完全分解。
パーツ多すぎです。いわゆる故障しやすい機種ですね。
洗う前に、大きなホコリは取り払っておきます。
細かいパーツは、漬け置きします。
エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。
なかなか落ちないので、いろんな種類の薬品を変えてトライしました。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
なんなんですかね?ボディとドレンパンの樹脂の素材が違う様で、ドレンパンの変色はどんなにしても落ちません。
樹脂内部に「染み込んでる」という言葉が適切ですね。
悔しいですね。この辺は落ちません...
この辺はおそらく、水漏れした跡ですね。
ヤニを含んだ水分が、樹脂に浸透していった感じです。
しかし悔しい。
かと言って、キツイ薬を使うと樹脂が劣化して割れてしまうので、阿部としてはこれ以上無理はしません。
洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「新品みたいになりましたね。中身こんなに酷かったんですか... そうとう手間掛かったんじゃないですか?すみません。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
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