この前、エアコン分解洗浄にお伺いした際に、「阿部さんは電気のメーターの取外しとかもお願いできるんですか?」とご相談いただき、拝見させていただきました。
太陽光発電システムを設置されているので、電力さんに発電した余剰電気を買い取ってもらうために、売電メーターが設置されています。
今までのシステムは、この様に買電と売電のメーター2つ付けるのが基本でした。
四国電力管内でも、双方向スマートメーターにじわじわと取替えられて来ているため、売電メーターが必要なくなってきています。
こちらのお宅でも、最近スマートメーターに取替えられたため、「電気工事屋さんに依頼して、売電メーターを取外しておいてくださいね。」と、電力さんに言われたそうです。
電力会社がやれよって思います?いえいえ、このメーター以降の設備はお客様の持ち物ですから、お客様の負担で撤去しなくてはいけないんです。
という訳で、撤去して繋ぎ変えだけで済むと思ってた阿部ですが、スマートメーターを触る場合は警報が電力さんに上がるため、事前に作業開始連絡をしないといけないと思い、電話した訳です。
阿部:「お客様番号◯◯の◯◯さん宅のメーター外すので、スマートメーターの封印切りますよ。」
電力:「いやいや、電力申請上げてください。」
阿部:「は?メーター外すだけですよ。容量変更する訳でもないのに、申請書がなぜ必要なんですか?」
電力:「申し訳ないんですけど、そういう決まりになってまして...」
...端的に書くとそんなやり取りですが、結構食い下がりました(^_^;)
えぇ、とりあえず文句は言わせていただいて、素直に図面描いて申請しましたよ。
「明日作業しますから、速処理お願いします」って(^_^;)
で、本日作業にお伺いしてきました。
メーターボックスの下部に、主幹ブレーカーが入ってるんですけど、柵があってここまでしか開きません...
まぁ、ブレーカー入り切りするだけなので、今回は問題ありませんが、ブレーカー取替える時なんかは、柵外さないと無理ぽいですね。
ではブレーカーを切って、停電作業に掛かります。
スマートメーターの封印を切って二次側を外し、売電メーターを撤去します。
売電メーターを経由していたケーブルを、スマートメーター二次側へ接続。
締め付けネジは、トルクドライバーを使って規定トルクで締め付けます。
こんな感じで作業終了です。
ね、外して繋ぎ変えただけですよ。
なぜに電力申請が必要なのかは意味不明です。
今度電力さんとの飲み会の時にでも絡んでみます・ω・
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
この様なご依頼も、お気軽にご相談ください。
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