話題のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築住宅へ、ルームエアコンの取付工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 省エネZXVシリーズ5.6kwタイプ、建築会社様支給品です。
なんだこれ?なんでこんなところにエアコン?って思いますよね(^_^;)
実はこのエアコン1台で、この建物すべてのお部屋をまかなえるんです(゚∀゚)
では、今日までの工事の模様を。
まず建前が終わり、ある程度進んだ9月に隠蔽配管にお伺いしていました。
室外機は建物裏の方へ置きたいので、まぁまぁの距離を横引きしていきます。
基礎の配管穴は、コンクリート打込み前にボイド管を入れてくれていたので、それを使用。
外部は外周りの作業の邪魔にならない様に、配管の余長を取って養生しておきます。
さすがに配管距離が長いので、ドレン管は別ルートの最短距離で外部へ。
ここも既存穴を使って外部へ。
ここからの立ち下げは、水道屋さんがやってくれるそうです。
とりあえずこんな感じで先行配管作業終了。
どんな感じに仕上がるのか、口で説明してもらいましたが、この時はまだ全然イメージが沸かず...
エアコン、こんな低い位置でホントに大丈夫なんだろうか?と、少々不安...(^_^;)
とりあえず大工さんが、ある程度壁を貼ってくれるまで日を置きます。
まだ行かなくていいんだろうかと思い出した11月。
「阿部さん、そろそろリモコン線を入れておいてください。」との連絡を受け、現場へ。
そうなんです。ワイヤレスリモコンじゃなくて、リビングで操作するため、リモコン線をエアコンの所からリビングまで入線する作業があります。
まぁそんなに距離はないんですけどね。
壁貼られちゃうと、入線するの結構大変ですから...(^_^;)
とは言いながら、この壁貼られててたのを、大工さんに許可もらって剥いでやりましたけど...(T_T)
はぃ。という訳で、12月も年末押し迫って内壁が仕上がったので、取付工事にお伺いしました。
うぉぉ...結構狭い...(^_^;)
ホントにこの高さでいいんですね(^_^;)と再確認して、背面板を取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
ずっと正座しての接続です。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きをしている間に室内機をバラして、ワイヤードリモコンを接続するための制御用インターフェイスを接続します。
あとは、リモコンを取付けて試運転開始。
異常がない事を確認して、お引渡しです。
で、これどうなってんの?って言う話ですが、こんな感じになってます。
ホントはですね、上の点検口が給気口だそうで、開けておかないといけないのを、ご丁寧に阿部が閉めちゃってる写真ですf(^_^;)
このスペース自体が「ダクト」の役目を持っていて、魔法瓶の様に断熱された建物内を空調された空気が循環して行くというシステムになっています。
足元のグリルから床下にダクト扇が設置されていて、強制的に循環されています。
通常はこの様に扉を閉めて運転します。
各部屋にはこの様な吹出口があって、24時間全館空調されています。
え?24時間も運転したら、もの凄い電気代じゃないの?って思いました?
最初に書きましたけど、ゼロエネハウス(ZEH)ですから。
大きな屋根に設置された、高出力の太陽光発電システムのお陰で、電気代など気にする必要もありません。
家の中は年中一定温度。
すばらしく快適な空間の完成ですね(*^^*)
今回ご依頼いただいたのは、「自然派住宅専門店ワンズスタイル」さん。
代表の神野さんとは、かなり前からのBlog友さんで、仕事への取り組みや使用する素材へのこだわりに共感しています。
こちらのお施主様、「神野さんに出会えて良かった。リフォームで済まそうと思ってたけど、基礎の問題とか、補助金の事とか、親身になっていろんな提案をしてくれたのは神野さんとこだけだったんです。ホントいいお家ができて嬉しい。」とお話されていました。
ワンズスタイルさん、お奨めです(*^^*)
神野さん、ご依頼ありがとうございました(*´ω`*)
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