2016年10月19日水曜日

10年経過する前にきちんと掃除しておきたいという事でエアコン分解洗浄

BlogやFBで繋がりのある建築家さんのところにお勤めのお客様から、「そろそろ10年だし、うちのエアコンかなり汚れていると思うんで、阿部さんお願いできますか?」と、エアコン分解洗浄をご依頼いただきました。

日立アプライアンス RAS-S50W2(2007年製) フィルター自動掃除機能付きです。


まずは室内機を取外しにお伺いします。
これよく見掛けるんですけど、ここのビスはステンレスが基本だと思います。
仕方なく鉄製を使う場合は、コーキング被せるとかして欲しいですよね。

ダクトカバーの縁取りもコーキングしてないから、雨水入り放題です...

配管外す時に気が付いたんですけど、室内室外を繋いでいるケーブルが1.6mmでした...
200Vで5.0kwに1.6mmとか信じられないので、再取付時に2.0mmに取替えさせていただきます。

サイズが違うと何がいけないかと言うと、ケーブルの許容電流値が違うため、フル運転が続くと熱を持ったり、最悪はケーブルの被覆が溶けたり端子台が焼損したりします。
金額的にはほとんど違いがないので、アベ冷熱技研は2.0mmが基本です。
というか、メーカーの施工説明書には2.0mm使用の指示がありますので。

あっと...誤解があるといけませんから、書いておきますね。
この建物も、このエアコン取付けたのも、知り合いの建築家さんのところじゃありませんから、そこはお間違えの無いように<(_ _)>

持ち帰った室内機を分解していきます。
日立のあるある...(^_^;)

ダストボックス内はキレイなのに、ブラシの裏がホコリの山。
えぇそうです。日立あるあるです(^_^;)

室内機は、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「うちのかなり汚れてるハズなんで、写真撮っといてください(^_^;)」と言われてたんですけど、なんか阿部的には全然汚れてない感じですが...
「わぁこれ黒いのカビなんですね?これでも汚れてない方なんですか?キレイにしていただいて、ありがとうございました。」と、とてもお喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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