「電気の容量が少なくてブレーカーが落ちるので、容量を増やしてほしいのと、コンセントの数を増やしてもらいたい」とのご依頼で、電気工事にお伺いしてきました。
既存の分電盤です。
主幹ブレーカーが30Aで、分岐ブレーカーが3つしかありません。
まぁ使えないこともないですが、電気製品の多いお宅では完全に容量不足です。
引込みは単相3線式。
お部屋を拝見すると、コンセントが...
スイッチも...
クロス貼り替えるつもりでプレート外したままって感じですね...
この辺も取替えます。
四国電力へ電力申請を行い、受理されると工事に掛かります。
既存分電盤を撤去し、新しいケーブルを入れます。
電気容量が増えますから、一次側ケーブルも太いものに入替えます。
右が既存ケーブル、左が新しいケーブル、許容電流値は倍以上になります。
増設コンセント回路のケーブルを通していきます。
増設は2階へ2回路。
壁の中を立ち上げて、天井裏を通していきます。
ご希望の位置を開口して、ケーブルを通します。
エアコン専用はアース線も。
こんな感じでトリプルコンセント。
左は既存回路、右は専用増設回路です。
エアコン専用コンセントはアースターミナル付き。
スイッチもピシッと取替えます。
スマートメーターに取替え、トルクドライバーを使って規定値で締め付けます。
引込みケーブル張替えは四国電力側施工なので、仮接続しておきます。
すべての接続が完了すると、絶縁抵抗計を使って漏電がないか確認。
あとは電源を投入して、お引渡しです。
主幹容量は30Aから60Aへ増量。
回路数は3回路から6回路へ増えましたから、安心してご使用いただける様になりましたね。
フタを閉じるとこんな感じ。
玄関なので、スッキリしましたね。
ついでにエアコン室内機の位置替えもご依頼いただきました。
こんな感じで完成です。
アベ冷熱技研は「四国電力(株)請負計器工事認定店」です。
登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事や修理・点検もお気軽にご相談ください。
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