8年前の新築時にエアコン設置工事をご依頼いただいたお客様から、「2階子供部屋にエアコンを取付けてほしい」とご依頼いただき、取付工事にお伺いしてきました。
三菱電機製 霧ヶ峰 お客様支給品です。
エアコン専用コンセントが東側に付いていて、ちょうどこの裏側がベランダになっています。
新築当初の想定では、ここに室内機を取付けて、室外機をベランダ置きにする様になっていたのでしょう。
お客様のご希望は、隣のベランダ側のお部屋が寝室なので、将来子供さんが成長されて夜間もエアコンを運転する様になると、寝室では室外機の音が耳障りなのと、ベランダが狭くなる上に熱気がこもるので、反対の西側に取付けてほしいとの事です。
反対側を見ると、南側に吸気口があるので、西側に取付けるしかスペースがありません。
ここには専用コンセントが無いので、東側のコンセントを移設して設置する事で決まりました。
まずは位置決めをします。
吸気口があるので少し右に寄せないといけませんが、寄せすぎると壁内の柱の所に配管穴がきてしまいます。。。
ちなみに左側には筋交いが入っているので、右側に開けるしかありません。
壁裏センサーなどを使って壁内を探って、配管穴の位置決めを行います。
位置が決まれば穴開け開始。
こんな感じで開きました。
柱まで5mmくらいですかね。。。
貫通スリーブを挿入します。
反対側の専用コンセントから、ケーブルを入れていきます。
天井裏を通して西側へ。
コンセント部を開口して、ケーブルが通りました。
コンセントを取付けます。
元の開口部はカバープレートで塞ぎます。
室内機を取付けて、配管類を接続していきます。
外部配管は外壁に合わせて、ブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。
室外機を壁面置きにして設置。
配管接続完了後、電動真空ポンプを使用して、配管内部を真空乾燥します。
位置的にはこんな感じです。
当初、玄関上の軒上にベタ置きでご依頼いただきましたが、さすがに建物真正面から丸見えの位置に室外機が座っているのもどうかと思い、側面側の壁面置きでご提案させていただきました。
1階地上置きも考えましたが、奥に倉庫があるので通路に置くのは邪魔になるため、この位置に。
写真は室外機が写るように身を乗り出して撮影していますが、建物正面から見るとまったく気になりません。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「綺麗にできましたね。ありがとうございます。あと、また他の部屋のエアコンの取替えも考えてるので、その時もお願いしますね。」と、お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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