2013年10月3日木曜日

3F建住宅の2F部分だけ電気使用量を知りたい

「3F建住宅の2F部分だけ電気使用料を知りたい」とご相談いただき、本日工事にお伺いしてきました。

まず、「何で2Fだけ?」って普通思いますよね。
こちらのお宅、2F部分がダンススタジオになっていて、その部分だけの電気料金を知りたいとの事でした。
言わば、家庭用と事業用の切り分けをしたい訳です。

他にも数社の工事店に見積りしていただいた様でしたが、どれも大掛かりな工事で数十万円の見積りが出てきて、業社によって金額の開きも大きかったそうです。
そんな中、ネット検索でアベ冷熱技研を見付けていただいて、ご相談いただきました。

お見積りをするに当たって、現地下見にお伺いしていました。
既存の分電盤です。

1F・2F・3F、すべての電気回路がここに集中しています。

さて、どうしましょう?(^_^;)
お客様のご要望を、しっかりとお聞きします。

・正式な書類はいらないので、四国電力の領収書を分ける必要はない
・電気代(¥)は自分で計算するので、使用量(kwh)が分かればいい
・見た目は気にしない
・予算は10万円前後

と言う内容で、一旦お預かりして、結構な時間を掛けていろいろ考えた結果はコレです。

フリースペース付きの分電盤に、デジタル式電力量計を搭載させました(^^)v

この分電盤を2F部分専用にしまして、、、

この様に既存分電盤の下に取付けて、2F部分のケーブルを新しい分電盤の方へ接続します。

電力量計と言えば、屋外に付いている電気メーターのデッカイヤツって思われるでしょうが、ブレーカーサイズのコンパクトな物もあります。

これなら分電盤フリースペースに収まるので、見た目もスッキリします。

こんな感じで完成です。

10万円以内でコンパクトに収まって、「諦めかけてたけど、予算内に収まって良かったです。」と大変喜んでいただきました。

【注】こちらのお宅はオール電化住宅のため、時間帯や季節・割引き内容によってkwh当りの単価が変わってくるので、単純に請求額をメーター指示数で割っても、2F部分の正式な電力料金は出ない事はご説明済です。
お客様も「大体の使用料が分かれば、それでいい。」との事でご了解頂いてます。

アベ冷熱技研は第一種電気工事士が施工する、四国電力(株)請負計器工事認定店です。
この様な電気工事や修理もお気軽にご相談ください。

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