お昼から、アンテナの取替工事にお伺いしてきました。
先月末に、「地デジチャンネルで、時々ブロックノイズが出る」とご相談いただき、点検にお伺いしていました。
既存設備は、建物北側の鋼管柱にポールを抱かせて、広島向け・VHF・UHFが取付けられていて、
建物南側外壁に設置されているBSアンテナと混合・増幅されていました。
ブロックノイズの原因は広島向けブースターですが、「阿部さん、どうせやったらアンテナ全部やり替えてや。」とのご依頼で、本日取替工事にお伺いしてきました。
まず、既存設備を撤去します。
ポールは厚鋼電線管を使用していて、しっかりしているので流用します。
UHFアンテナとBSアンテナしか必要ないので、風の影響を少しでも抑えるためポールを少しカットします。
14素子UHFアンテナを取付けます。
ロケーションは最高です。
目の前に、行道山の松山本局が見えます。
電波状況が悪い訳がありませんね。
エラーフリーです。
次にBSアンテナを取付け。
既存のアンテナは建物南側に設置されていましたが、今回を期にポールに一緒に抱かせます。
レベル測定器で、ベストポジションを狙います。
ブースターを取付け、地デジ放送と衛星放送を混合・増幅します。
ブースター電源部は、居間のテレビ脇に設置されていた既存品と取替えます。
各部屋でレベル測定を行い、ブースターの出力レベルを調整し異常がない事を確認。
お客様に映りをご確認いただいて、お引き渡しです。
逆光になりましたが、頭でっかちが解消されてスッキリしました。
「あら~、ようなったわい。前は風で相当揺れよったけど、これで安心や。」と大変喜んでいただきました。
今回の様に、時々ブロックノイズが出るという、低いレベルで受信されているお宅はまだまだ多い様です。
アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>
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愛媛から受ける広島波は垂直偏波もあったんですね~。てっきり親局狙いばかりかと思ってましたが。
低いレベルやエラーが多い環境での受信,デジタルではアナログのように明らかには表目に出にくいのでわかりにくいですね。先日も,10月のBSチャンネル増加でブースターでBSが過変調になって地デジにエラーが出るっていう珍事件がありましたよ。
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かなさん、コメントありがとうございます。
そう言えば垂直に付いてますねぇ(^_^;)
伊予市方面で広島を受信するときは、ほとんどの場合、水平で取付けてました。
この辺りは本局が近すぎての電波が強すぎるのと、山が近いと言う事もあり、アナログ受信の頃は苦労した地区です。
既存設備は当社施工ではありませんが、たぶんいろいろ試してこれで落ち着いた結果なのでしょう。
デジタル様様です<(_ _)>