2011年3月25日金曜日

北条光洋台でアンテナ取替工事

風が強くて小雨が降る中、旧北条市光洋台でアンテナの取替工事にお伺いしてきました。

今回は、事前調査で2回程お伺いして試行錯誤しました。
「どうしても広島局も見たい」とのご依頼で、松山と広島のUHF混合などいろいろ試したのですが、結局エラーが出まくりで、松山を宅内配線へ接続し、広島は単独1配線で1台のテレビまで配線し、地デジチューナーを介してご覧いただく方法で収まりました。

屋根上に設置されている既存のアンテナを撤去して、2階ベランダ脇へ側面金具を使って設置します。


こちらは高台になっているので、2階ベランダからでも、目の前に鹿島中継局が見えます。

旧北条地区は、海に浮かぶ鹿島に中継局があります。

受信レベルは少し低いですが、鹿島局は出力が低いのでこんなものでしょう?


受信レベルが低いのと、既存配線へつなぎ込むのでブースターは必須。


天井裏で古い分配器を交換後、リビングへブースターの電源部を設置します。


レベルを測って、エラーが無いことを確認。


広島局向けは、お客様がお持ちのDX製フラットアンテナを使用。

高台になっているので、広島局でもキレイに入ります。

テレビに接続して、異常が無い事を確認。


・・・と、ここで、20ch(南海放送)にブロックノイズが。。。
アンテナ直下で測定してみると、42.6dB。
エラーも出ていて、どうもおかしい?
13ch(NHK)はエラーフリーで、きっちり出ているのに。。。
再度アンテナを外して、位置を変えてみたりしましたが改善されず。

目の前に鹿島が見えているほど、ロケーションは最高なのに。

で、マスプロのHさんへ「助けてくださぁい」と電話。
「光洋台だったら、十分入るハズですけどねぇ。。。」と。
アンテナの素子数を変えて見ようかとか、2人であれこれ考えてみましたが結論が出ません。

そこで「もしかして?」と言われたのが、広島局のアナログ波の影響。
高台で広島局がキレイに入るので、それが影響しているのかも。
アンテナの向き的には少しずれていますが、鹿島局を狙っているのに広島の放送が何局か飛び込んで映っています。
アナログ波が原因で間違いなければ高域カット形のアンテナに替えれば済みますが、こればっかりはやって見ないと解らない。

お客様と悩んだあげく、7月のアナログ停波まで様子を見ていただく事となりました。
今、ものすごくモヤモヤした気分です。
鹿島局の出力、上げてくれないかぁ。。。(^_^;)

2 件のコメント:

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    修理訪問先で症状が再現しない時も、モヤモヤ気分になります。ユーザー様は安心できないし、こちらは故障原因・不良箇所を断定できないし(経験値から不具合原因を推測する事もありますが)・・・。様子を見て下さい、というのは「もう、お手上げです」と申告するのに等しい状況です。私も悔しい気分になりますし、アベさんも同様かと。この事案解決するよう願ってます・・。前回コメントで東北地域在住と思われたようで、ごめんなさい。埼玉県の北西部、吉川市から発信しています。震源からは離れていますが、当地でも強い揺れを感じましたので。

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はさん、コメントありがとうございます<(_ _)>
    どうしようもならない時は、結構な日数悩みます。
    気が小さいんでしょうねぇ。。。
    埼玉ですか。
    でも地震は不安ですよね。
    高所作業には、お気を付けください。

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