2010年7月2日金曜日

サーバー室のPAC分解洗浄

先日お預かりしていた、壁掛形パッケージエアコンの分解洗浄が完了したので、午前中、取付けにお伺いしてきました。

このエアコンが設置されている場所は、サーバー室です。

お伺いする前にかなり水漏れしたらしく、原因をお聞きするとドレンホースの詰まりだったそうです。
とりあえず、吸引ポンプで引くと漏れは止まったそうですが、やっぱり気になるので分解洗浄のご依頼をいただきました。

取外して見ると・・・

ドレンホースのつなぎ部分が、つぶれていました。。。

中を覗いて見ると、ほとんど隙間がありません(-_-;)

これは詰まっても仕方ありませんね。
ここは再取付けのときに、ドレンホースごと取り替えます。

では洗浄を。
東芝キャリア AIK-P630H(?年製)


完全分解して、高圧ポンプで薬品洗浄を行います。

ドス黒い汚れが、洗浄剤とともに流れていきます。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓

ドレンパンにはヘドロが残っていました。
分解洗浄しなければ、また水漏れが起こるところでした。

ファン↓


洗浄が完了すると、再度取付けにお伺いします。

ドレンホースは断熱タイプの新しいものに取替えます。
ドレン接続部も継ぎ手を使用して、接着剤で接続します。

真空引きを行っている間に、ドレンパンへ水を注いで、きちんと流れるかテストします。


あとは試運転を行い、異常が無いことを確認してお引き渡しです。


早めに復旧できて良かったです。
今朝、取付けのためにサーバー室に入ると、室温が40度近くまであってサーバーのファンがブンブンフル回転していましたから。。。
この部屋、2台のエアコンが付いていますが、もし故障して1台運転になったら。。。
こういう場所には、1台運転になっても賄えるだけの能力を持ったエアコンを設置すべきですよね。


分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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