ホームページ掲載の通り、現在、エアコン分解洗浄はお受けしておりません。
が、移設工事のご依頼を頂いてお伺いしたところ、厨房に設置されていたそのルームエアコンは・・・
こんな所に、自動お掃除機能付きエアコンを奨めた業者さんは、何を思っていたんでしょう???
フィルターは油煙でトロトロ(T_T)
あまりにもエアコンくんが可哀そうなので、移設の前に洗浄をお奨めし、ご依頼いただきました。
日立アプライアンス RAS-S63X2(2008年製)
まあバラすのに苦労しました。。。
油が凄いうえに、お掃除機能が付いているので、細かいパーツを外すのに神経を使いました。
完全分解して、高圧ポンプで薬品洗浄を行います。
エアコン専用に開発された洗浄剤で、スミズミまで丁寧に洗います。
こびり付いた油が、ドロドロと流れていきます。
熱交換器↓
ボディ内部↓
ドレンパン↓
ファン↓
フィルター↓
見違えるほどキレイになりました。
洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
取付けが完了すると、試運転をして工事完了です。
移設先も厨房でしたが、まだ店舗側だったので少しはマシかな?
キレイになったエアコンで、快適に作業されてください<(_ _)>
分解洗浄の動画が見れます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研
2010年7月30日金曜日
2010年7月26日月曜日
最後の最後に重故障機に当たる
さあ、いよいよ本日最終日! と行きたかったエアコン洗浄作業。。。
故障機に当たりました。
故障機は洗浄しても意味がありません。
不幸中の幸いか、この部屋にはもう一台エアコンが付いていて、とりあえずは運転していなくても大丈夫です。
洗浄前に異常が無いか確認するんですが、「E9」のエラー表示。
これは室内機吹出口のルーバーがうまく開いていなかったので、手で動かしてやると解消されました。
が・・・しばらく運転すると、今度は「E6」の表示(T_T)
室内機LEDの点灯ランプを確認。
室外機LEDの点灯ランプを確認
この情報から、「圧縮機バイメタルサーモ作動」と判断。
故障診断は今回の洗浄作業とは関係ないので、「ここまで判ったから、後はメーカーに修理依頼してください」とお願いしたのですが、「阿部さんに判断して欲しい」と担当者様。
この一カ月の作業同行で、当社を信頼していただいたのは大変ありがたい事ですが、置かれている立場は「下請け」。
お断りしたのですが、元請けさんと話が付いたらしく「ぜひ」とお願いされてしまいました。。。
この時点で、残り1台の洗浄作業が明日へ延期となってしまい、点検作業に掛かりました。
「圧縮機バイメタルサーモ作動」という情報から、コンプレッサーの過熱。
考えられるのはコンプレッサーの故障・温度サーモの不良・ガス不足。
コンプレッサーは元気に動いていたので、ゲージでガス圧測定。
あら? ガスが無い?
冷房運転、低圧側で0.1Mpaしかありません。
フロンガスR22の正常時の値は、0.4Mpa~0.6Mpa程度です。
なぜ今頃になって漏れたんでしょう?
永年かけてチビチビ漏れたのかも知れません。
機器内部からの漏れであれば、機器取替えで済みますが・・・
配管溶接部で漏れている場合は、この状況なので大変そうです。。。
担当者さんに現状をご説明したところ、「漏れ箇所も探して欲しい」と。。。
まあ、当然の答えなんですが、結構な金額が掛かるので後日お見積書を提出となりました。
依頼会社様の登録業者じゃないので、たぶん受注は無理だと思いますが。。。
それより、設置した業者がメンテナンスすべき事だと思います。
ああ、明日も洗浄かぁ。。。(T_T)
故障機に当たりました。
故障機は洗浄しても意味がありません。
不幸中の幸いか、この部屋にはもう一台エアコンが付いていて、とりあえずは運転していなくても大丈夫です。
洗浄前に異常が無いか確認するんですが、「E9」のエラー表示。
これは室内機吹出口のルーバーがうまく開いていなかったので、手で動かしてやると解消されました。
が・・・しばらく運転すると、今度は「E6」の表示(T_T)
室内機LEDの点灯ランプを確認。
室外機LEDの点灯ランプを確認
この情報から、「圧縮機バイメタルサーモ作動」と判断。
故障診断は今回の洗浄作業とは関係ないので、「ここまで判ったから、後はメーカーに修理依頼してください」とお願いしたのですが、「阿部さんに判断して欲しい」と担当者様。
この一カ月の作業同行で、当社を信頼していただいたのは大変ありがたい事ですが、置かれている立場は「下請け」。
お断りしたのですが、元請けさんと話が付いたらしく「ぜひ」とお願いされてしまいました。。。
この時点で、残り1台の洗浄作業が明日へ延期となってしまい、点検作業に掛かりました。
「圧縮機バイメタルサーモ作動」という情報から、コンプレッサーの過熱。
考えられるのはコンプレッサーの故障・温度サーモの不良・ガス不足。
コンプレッサーは元気に動いていたので、ゲージでガス圧測定。
あら? ガスが無い?
冷房運転、低圧側で0.1Mpaしかありません。
フロンガスR22の正常時の値は、0.4Mpa~0.6Mpa程度です。
なぜ今頃になって漏れたんでしょう?
永年かけてチビチビ漏れたのかも知れません。
機器内部からの漏れであれば、機器取替えで済みますが・・・
配管溶接部で漏れている場合は、この状況なので大変そうです。。。
担当者さんに現状をご説明したところ、「漏れ箇所も探して欲しい」と。。。
まあ、当然の答えなんですが、結構な金額が掛かるので後日お見積書を提出となりました。
依頼会社様の登録業者じゃないので、たぶん受注は無理だと思いますが。。。
それより、設置した業者がメンテナンスすべき事だと思います。
ああ、明日も洗浄かぁ。。。(T_T)
2010年7月25日日曜日
病院待合室で天吊形PAC取替工事
日曜日ですが、、、いつもお世話になっている作道クリニック様の待合室に設置されている、天吊形パッケージエアコンの取替えにお伺いしてきました。
三菱電機製 MPCZ-ERP80KN 天吊形3HP 三相200Vタイプ
既存機も、三菱電機製の天吊形パッケージエアコンでした。
先週、「エラーが出て、冷えない」との事で修理にお伺いしていました。
リモコンのエラーナンバーを見ると「P8」。
「室外ユニット異常」の表示。
これだけでは判らないので、室外機側へ移動。
ファンもコンプレッサーもまったく動かず、基板LEDを確認してメーカー確認すると、「過電流保護」。。。
どうもコンプレッサーの異常の様でしたので、現状をご説明したところ、「もう古いので新しい省エネタイプに」と取替えをご依頼いただきました。
病院のお休みが日曜日と月曜日だったので、「月曜日でいいですよ」と言っていただきましたが、月曜は洗浄の予定が。。。
で、日曜日に取替えです。
まず、機器内部に残っているフロンガスを回収します。
回収作業中の写真を撮り忘れたので、回収機とボンベの写真を。
業務用エアコンは、所有者の方にフロン回収破壊処理の義務があります↓
http://techabe.com/fron.htm
回収作業が完了すると、室外機を撤去するのですが・・・
クレーンを頼むほどでもない、微妙な高さに室外機が置かれています。
これをいつもの電動リフトで降ろします。
路上からだとあと5cmが届かなかったので、安全性を考慮して軽トラの荷台に乗せて作業。
こっちの方が危なかったかな。。。(^_^;)
ついでに新しい室外機を上げてしまいます。
室内へ戻り、室内機を撤去します。
後付けされた分電盤から、室内機後部の天井裏へ向けてたくさんの配線が立ち上げられています。
なぜここから立ち上げているのかは不明ですが、これのお陰で室内機を壁面にピッタリ付ける事ができません。
仕方がないので、配線をつぶさない程度に前へ出して室内機を吊り込みます。
やっぱりダウンライトに掛かってしまいました。。。
新しい機種の方が少し大きいので、仕方ありません。
実際にはダウンライトを使用していないので支障はないのですが、施工ミス見たいで嫌なものです(-_-;)
配管をつなぎ込んでいきます。
フレアナットはトルクレンチを使って、適正トルクで締めつけます。
締めすぎは「ナット割れ」の原因となり、ガス漏れを起こします。
ドレンパイプを接続して、断熱材を巻き付けます。
室外機の方では一部配管を溶接して取替え、窒素ガスを使って気密試験終了後、真空引き作業に掛かります。
真空引き作業完了後、試運転を開始します。
既存配管流用のため、しっかりと試運転を行います。
三菱電機のパッケージエアコンは、既存配管リプレースが可能です。
室内機。。。 やっぱりダウンライトが悔しい(>_<)
冷媒配管は天井裏を通って室外機へ、ドレンパイプは後方から横引きされ既存排水管へ接続されています。
三菱電機の天吊形は、全機種ムーブアイ搭載です。
床の温度を見張って、室内の温度ムラを防ぎます。
室外機も無事設置完了。
スリムERタイプで、超省エネに替わりました。
今回の取替えで、どのくらい省エネになるか試算してみました。
月々3,525円、年間で42,301円も削減可能!
快適な上に省エネ、言うこと無しですね(*^^)v
アベ冷熱技研は、一級冷凍空気調和機器施工技能士の責任施工。
工事はもちろん、修理・ご提案までお気軽にご相談ください<(_ _)>
三菱電機製 MPCZ-ERP80KN 天吊形3HP 三相200Vタイプ
既存機も、三菱電機製の天吊形パッケージエアコンでした。
先週、「エラーが出て、冷えない」との事で修理にお伺いしていました。
リモコンのエラーナンバーを見ると「P8」。
「室外ユニット異常」の表示。
これだけでは判らないので、室外機側へ移動。
ファンもコンプレッサーもまったく動かず、基板LEDを確認してメーカー確認すると、「過電流保護」。。。
どうもコンプレッサーの異常の様でしたので、現状をご説明したところ、「もう古いので新しい省エネタイプに」と取替えをご依頼いただきました。
病院のお休みが日曜日と月曜日だったので、「月曜日でいいですよ」と言っていただきましたが、月曜は洗浄の予定が。。。
で、日曜日に取替えです。
まず、機器内部に残っているフロンガスを回収します。
回収作業中の写真を撮り忘れたので、回収機とボンベの写真を。
業務用エアコンは、所有者の方にフロン回収破壊処理の義務があります↓
http://techabe.com/fron.htm
回収作業が完了すると、室外機を撤去するのですが・・・
クレーンを頼むほどでもない、微妙な高さに室外機が置かれています。
これをいつもの電動リフトで降ろします。
路上からだとあと5cmが届かなかったので、安全性を考慮して軽トラの荷台に乗せて作業。
こっちの方が危なかったかな。。。(^_^;)
ついでに新しい室外機を上げてしまいます。
室内へ戻り、室内機を撤去します。
後付けされた分電盤から、室内機後部の天井裏へ向けてたくさんの配線が立ち上げられています。
なぜここから立ち上げているのかは不明ですが、これのお陰で室内機を壁面にピッタリ付ける事ができません。
仕方がないので、配線をつぶさない程度に前へ出して室内機を吊り込みます。
やっぱりダウンライトに掛かってしまいました。。。
新しい機種の方が少し大きいので、仕方ありません。
実際にはダウンライトを使用していないので支障はないのですが、施工ミス見たいで嫌なものです(-_-;)
配管をつなぎ込んでいきます。
フレアナットはトルクレンチを使って、適正トルクで締めつけます。
締めすぎは「ナット割れ」の原因となり、ガス漏れを起こします。
ドレンパイプを接続して、断熱材を巻き付けます。
室外機の方では一部配管を溶接して取替え、窒素ガスを使って気密試験終了後、真空引き作業に掛かります。
真空引き作業完了後、試運転を開始します。
既存配管流用のため、しっかりと試運転を行います。
三菱電機のパッケージエアコンは、既存配管リプレースが可能です。
室内機。。。 やっぱりダウンライトが悔しい(>_<)
冷媒配管は天井裏を通って室外機へ、ドレンパイプは後方から横引きされ既存排水管へ接続されています。
三菱電機の天吊形は、全機種ムーブアイ搭載です。
床の温度を見張って、室内の温度ムラを防ぎます。
室外機も無事設置完了。
スリムERタイプで、超省エネに替わりました。
今回の取替えで、どのくらい省エネになるか試算してみました。
月々3,525円、年間で42,301円も削減可能!
快適な上に省エネ、言うこと無しですね(*^^)v
アベ冷熱技研は、一級冷凍空気調和機器施工技能士の責任施工。
工事はもちろん、修理・ご提案までお気軽にご相談ください<(_ _)>
2010年7月24日土曜日
隠蔽配管のエアコン取替え(2台目)
19日のBlogに書きましたが、エアコン3台取替えの内、2台目の取替えにお伺いしてきました。
このお部屋はクロスの貼り替えに伴って、エアコンの移動・取替えです。
元のエアコンの写真を撮り忘れましたが、クロスの色が違うところに既存のエアコンが付いていました。
これを今度は、できるだけ右の方へ取付けをご希望されていました。
壁内隠蔽配管されているので、まず石膏ボードを剥いで壁内の配管を露出させます。
窓の左側には、上下に向かって柱が入っているので、その脇まで配管延長します。
まずは、冷媒配管内の残留オイル(既存配管内には、今まで使用していた冷凍機オイルが残っています)を、窒素ガスを使ってブローします。
ブロー後、溶接機を使って冷媒配管を溶接延長します。
延長接続完了です。
しっかり断熱材を被せて、右側の柱まで持っていきます。
冷媒配管・ドレンパイプ・連絡線、そしてコンセントの位置も移動して、隠蔽作業完了。
建築屋さんが石膏ボードで補修して、開口部を塞ぎます。
クロス屋さんがクロスを貼ると、きれいになりました。
室内機を設置して、配管を接続していきます。
ドレンは、予め入れておいた20φのドレンパイプへ差し込みます。
側面から見ると、こんな感じに差し込まれています。
コンセントを取付けて、室内機設置完了。
三菱電機 MSZ-ZXV400S-W
室外機は、社長が設置。
真空引きまで完了していました。
この前取り付けた室外機が、向こう側に見えます。
試運転後、取り扱い説明をしてお引き渡しです。
今回の様な壁内の既存配管流用の場合、三菱電機製のルームエアコンをお奨めいたします。
三菱電機製は独自開発の冷凍機オイルを使用しているため、配管洗浄のコストが発生しません。(既存機のコンプレッサーが正常に動いている場合のみ)
こういう見えない技術は、三菱が最先端なんですよね。
誇大表示や宣伝で、ほんとにいい機種を見落としていませんか?
このお部屋はクロスの貼り替えに伴って、エアコンの移動・取替えです。
元のエアコンの写真を撮り忘れましたが、クロスの色が違うところに既存のエアコンが付いていました。
これを今度は、できるだけ右の方へ取付けをご希望されていました。
壁内隠蔽配管されているので、まず石膏ボードを剥いで壁内の配管を露出させます。
窓の左側には、上下に向かって柱が入っているので、その脇まで配管延長します。
まずは、冷媒配管内の残留オイル(既存配管内には、今まで使用していた冷凍機オイルが残っています)を、窒素ガスを使ってブローします。
ブロー後、溶接機を使って冷媒配管を溶接延長します。
延長接続完了です。
しっかり断熱材を被せて、右側の柱まで持っていきます。
冷媒配管・ドレンパイプ・連絡線、そしてコンセントの位置も移動して、隠蔽作業完了。
建築屋さんが石膏ボードで補修して、開口部を塞ぎます。
クロス屋さんがクロスを貼ると、きれいになりました。
室内機を設置して、配管を接続していきます。
ドレンは、予め入れておいた20φのドレンパイプへ差し込みます。
側面から見ると、こんな感じに差し込まれています。
コンセントを取付けて、室内機設置完了。
三菱電機 MSZ-ZXV400S-W
室外機は、社長が設置。
真空引きまで完了していました。
この前取り付けた室外機が、向こう側に見えます。
試運転後、取り扱い説明をしてお引き渡しです。
今回の様な壁内の既存配管流用の場合、三菱電機製のルームエアコンをお奨めいたします。
三菱電機製は独自開発の冷凍機オイルを使用しているため、配管洗浄のコストが発生しません。(既存機のコンプレッサーが正常に動いている場合のみ)
こういう見えない技術は、三菱が最先端なんですよね。
誇大表示や宣伝で、ほんとにいい機種を見落としていませんか?