午前中、ボイラーの修理にお伺いしてきました。
運転するとものすごい白煙で、出湯温度もぬるめ。。。
不完全燃焼している様なので、電磁ポンプとバーナーのノズルを取り替えて、バーナーを取り外した状態で燃焼させて見ると元気に燃えだしたので、再び燃焼室へセットして燃焼させて見ると、また白煙が。。。
どうも、お湯を沸かす缶体が悪い様で、燃焼した排ガスがうまく排出できない状態でした。
10年前の機種のため共通部品も無く、、、取替えとなりました。
幸い、仕入先にボイラーの在庫があり、連休前に取替えができました。
まずは、設置場所が狭いため、灯油タンク内の灯油を抜いてタンクを撤去します。
このタンクはステンレス製でまだまだキレイなので、再利用します。
既存のボイラーを撤去しました。
これがバーナーです。
飛行機のエンジン見たいでしょ。
右上に光っているのが電磁ポンプです。
ここから灯油が送られて、ススが付いている所の真ん中のノズルから霧状に吹き出してきます。
そこへ電磁ポンプ左側の送風機から圧力の掛かった空気が送られて、ノズル先端の点火装置から火花が散って炎が吹き出す仕組みになっています。
この装置は修理で正常に燃焼しだしたのですが。。。
燃焼室へセットすると、不完全燃焼になってしまうんです。
燃焼室内は、ススでいっぱい。。。
煙突の接続口も目詰まりしていました。
これでは排気もうまくいかない訳です。
新しいボイラーへ配管を接続していきます。
ボイラー付近の配管は、ステンレス製の配管に取替えます。
既存のボイラーと接続部が変わっているので、少し手間が掛かりました。
通水して漏れが無い事を確認し、配管に断熱材を巻いて完成です。
長府製作所製 IB-4731DS 46.5kW 水道直圧式ボイラーです。
宅内のリモコンも取替えます。
試運転後、取り扱い説明をさせていただいてお引き渡しです。
アベ冷熱技研では、長府製作所製ボイラーの販売・設置・修理点検を行っています。
お使いのボイラーは快調ですか?
煙が多い、音が高いなどの不調は大変危険です。
お客様の安全のため、ボイラーの定期的な点検をお願いいたします。
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