2009年7月18日土曜日

エアコンのフロンガス充填

「他の業者さんが1年前に取付けたエアコンの効きが悪い」との事で、点検修理のご予約をいただいていたお宅へお伺いしてきました。

早速運転して見ると、冷たい風が出ません。
室外機の配管部を触っても、冷たくありません。
ファン・コンプレッサーは元気に動いています。

ゲージを接続して、ガス圧を測って見ると・・・ 0.1MPa。。。
ぜんぜんガスが無い状態です。

配管を外し、フレア接続部を加工しなおします。

外したフレア面にはキズが少々。
でも、オイルのにじみが無いので、ここから漏れたと断定はできませんでした。

再加工した配管をつなぎ、よ~く真空引き(乾燥)してフロンガスを充填します。

電子量りを使って、R410Aを規定量充填します。

充填完了後、試運転します。

ガス圧が正常値になり、冷たい風が出るようになりました。

今回、原因の特定はできませんでしたが、これで漏れなければ設置された業者さんのフレア加工ミスと言えます。
逆に、また漏れる様なら機器内部の漏れと思われます。
後者の場合は、修理するより買い換えた方が無難かと・・・

お客様にお話をお聞きすると、このエアコン、中古で買われたそうです。
最近の機種で中古に出ているというのも、ちょっと怪しいですね。
しかも安かったそうで。。。
以前にも、オークションで購入されたお客様のエアコンが、こんな感じだったのを思い出します。

・・・答えは1年後に?

0 件のコメント:

コメントを投稿