「エアコンから水が漏れるんで見てほしい」とご依頼いただき、午前中点検にお伺いしました。
この時期に水漏れ?と思いましたが、よく聞いてみると昨年夏に水漏れが発生し、買い替えするか修理するかで悩まれていたそうで、タウンページで当社を見つけていただきご連絡いただいたそうです。
とりあえず室内機のドレンパンへ水を注ぎ、室外のドレン出口を確認すると、注いだ量に対して流れてくる量が少ないので、サクションクリーナー(手動ポンプ式でドレン内の汚物を除去する工具)を使って引いてみると・・・
ゴボゴボッと言う音と共に、ヘドロの混じったドレン水が出てきました。
室内機の設置状況を見た感じでは、ドレン配管は真っ直ぐ立ち下がっているので詰まる様な感じでは無さそうに見えましたが、フロントカバーを外してドレンパンを確認して見ると、、、
冷媒配管は室内機の左後方へ出ていますが、ドレンホースは右側へ接続され、室内機背面を横引きされた後、左後方へ出ていました。
永年、この横引き部分にドレン水が溜まり、ホコリやカビがヘドロ状になって詰まってしまったんでしょう。
最近の機種では、ドレンホースを左側へ付け替え接続できるのですが、この様に古い機種はできないものが多かったんですよねぇ。
とりあえず、4~5回水を流してサクションクリーナーで掃除すると、サラサラのドレン水が流れる様になったので、分解洗浄まではお奨めしませんでした。
10年以上経っている機種ですし、冷房専用タイプなので、次回水漏れが発生した時がエアコンの替え時と思っていただいた方がいいからです。
この様に買い替えまでの「延命?」修理も行っておりますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>
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