2023年3月16日木曜日

アンテナが倒れそうで映りが悪いのでフラットアンテナへ取替工事

親父の代からお世話になっているお客様のご依頼で、アンテナ取替工事にお伺いしてきました。

先月、「ずっと前からアンテナが傾いとったんやけど、いよいよ映りが悪くなってきたんで取替えてもらえんやろか。」とご連絡いただき、調査にお伺いしてきました。
いや...のけぞってるじゃないですか...

レベルを測ると40dB以下でレベルが出ません。
映っているチャンネルがあるのが不思議なくらいです。
というか、この辺りは強電界エリアで、外に出ると目の前に送信塔が見える場所のため、アンテナがなくても調子のいい時はテレビが映る様なところなんです。

という訳で、一応映っているチャンネルもあるので、「阿部さんの都合のええ時でかまんけんな。」というお言葉に甘えて、本日取替えにお伺いさせていただきました。

既存アンテナは奥の方にありますが、今回はフラットアンテナを壁面へ取付けます。

テレビは2台。屋外で2分配されて各部屋へ送られていました。
この2分配器も、デジタル対応器に交換します。

既存のアンテナまで延長されていたケーブルは、表面が腐ちて雨水が入り放題でした。
グレー色などのカラーケーブルは、紫外線や酸性雨に弱いため、屋外で使用するとこの様になるため、アベ冷熱技研では使用しません。

既存のアンテナを撤去。
触るほどにボロボロと...

新しいアンテナを取付けて、松山本局を狙います。

目の前に送信塔が見えるので、当然ですがエラーフリーのいいレベルが出ました。
ブースターなどは必要ありませんね。

デジタル対応の2分配器も設置。
アンテナは、外壁に合わせてブラックブラウン色で。

居間までのケーブルは、3C-2Vという古くて細いケーブルを使用していました。

これもすべてS5C-FBケーブルへ張り替えます。

ケーブル張り替えが終わると、受信レベルを測定。

エラーフリーのいいレベルが出ました。

あとは、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。
「今日来てもらえて良かったぁ。今晩、WBCで大谷選手を観たかったんよ。嬉しい!ありがとう!」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

2023年3月14日火曜日

屋外露出配管で電気自動車用EVコンセント増設工事

初めてのお客様のご依頼で、電気自動車用のEVコンセント増設電気工事にお伺いしてきました。

分電盤は洗面所にありました。

主幹ブレーカーは75Aなので十分な容量があり、予備回路も2つあります。

では作業に掛かります。
建物は鉄骨造で点検口もなく、隠蔽配線は叶いません。
「特に気にしないので、阿部さんのやり易い様にしてください。」との事でしたので、塩ビ電線管を使って、屋外露出配管で行います。

洗面所のところから、駐車場方面へ配管を延ばします。

分電盤にアース(接地)が無かったため、コンセント近くでアース棒を打ち込みました。

EVコンセントを取付けて、外周りが完了。

分電盤のところへケーブルが通りました。

分岐ブレーカーを既存の20Aから30Aへ取替えて、ケーブルを接続。
感度電流15mAの漏電遮断器です。

作業が完了すると電圧を測定して、異常がない事を確認してお引渡しです。

あとはお客様の車に接続して、きちんと充電できている事を確認いただきました。
「思っていたよりキレイに仕上げてもらって、ありがとうございます。また次なにかあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2023年3月11日土曜日

同日移設のつもりがカビだらけのためエアコン分解洗浄してから取付工事

いつもお世話になっているお客様から、エアコン移設と分解洗浄のご依頼をいただきまして、本日取付けにお伺いしてきました。

日立ジョンソンコントロールズ空調 RAS-D28H(W)(2018年製)

先月、マンションから新築住宅へ同日移設するつもりで、エアコンの取外しにお伺いしていました。

室内機内部を覗いてみると、結構なカビが...
せっかく新築に取付けるのに、このまま黙って移設してしまってはお気の毒です...
お客様にも内部をご確認いただき、分解洗浄のご依頼をいただきました。
なので、この日は取外して持ち帰るだけとなりました。

お預かりしたエアコンは、日立の白くまくん。
ステンレスクリーンのロゴがありますね。

ステンレスクリーンとは、室内機内部にステンレスの薄い板を貼り付けていて、カビが生えにくいというものです。
確かに。ステンレスの板のところだけ、見事にカビが生えていませんね。
板のところだけ...
そんなものですよ。
はぃ(u_u*)

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
かなり工事の予定が詰まっているため、取付けにお伺いできたのは二週間経った本日でした。

今回取付ける場所は、2階の洗面所です。
新築で、既に他の部屋はすべてエアコンが設置されているため、洗面所しか取付けるところがないという事です。

高い位置にコンセントがありますが、これは専用コンセントではなく、恐らく壁掛けの扇風機用に使うつもりだったのかも知れません。
このコンセント回路は、他のコンセントと同一回路になっているため、後ほど専用回路にします。

まずは、エアコン取付けから取り掛かります。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

室外機は地上置きのため、ハシゴ作業で配管を立ち下げていきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きをしている間に、分電盤からコンセントまでの専用ケーブルを通していきます。

隣の浴室点検口経由で、ケーブルを通します。

エアコン脇のコンセントの所へ、電源とアースが通りました。

分電盤に分岐ブレーカーを増設します。

専用コンセントを取付けて電圧測定を行い、電気工事完了。

室外機周りはこんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「きれいにしてもらって、ありがとうございます。これで気持ちよく使えます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。