2022年11月5日土曜日

新築住宅で愛媛CATVのテレビサービスと光ねっとサービス新設工事

先月エアコン新設工事をさせていただいたお宅で、お引越しができたのでCATVの工事にお伺いしてきました。

既に電柱からの引込みは完了しています。

2階軒下なので、ハシゴ作業になります。

光ねっとは既存配管内に光ケーブルを通して、テレビは既存の同軸ケーブルをV-ONUへ接続します。

新築でよく見かけるグレー色の同軸ケーブルですが、これ紫外線に弱いので、屋外使用には向きません。

とは言え、抜き替える事はできないので、被覆劣化を遅らせるために黒いビニールテープで保護しておきます。

ネット用の光ケーブルを空配管に通して、引込側と宅内側のケーブルをメカニカルスプライスで接続。
ハシゴの上で、髪の毛の様な光ケーブルの細かい作業はなかなか大変です。

V-ONU内へ整然と収めます。

宅内へ入って、浴室点検口のところにある分配器の脇へ、V-ONU用の電源部を設置。

各部屋のテレビユニットのところで受信レベルを測定し、異常がないことを確認。

あとはテレビに接続してチャンネル設定を行い、映り具合を確認してテレビ側完了。

光ケーブルは、2階収納のところに出てきました。

光ケーブル末端に光コネクタを取付けて受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONUへ接続して電源投入。
測定用のパソコンを接続して、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

最後にお客様が購入されたWi-Fiルーターへ接続します。

速度測定を行い、適正な速度が出ることを確認してお引渡しです。

これでエアコン工事から照明取付け、CATV新設の一連の工事が完了しました。
「今回はいろいろとお世話になりました。また近々エアコンの移設もお願いすると思うんで、よろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2022年11月4日金曜日

18年使用した自宅のエコキュートが故障で370Lから460Lへ取替工事

本日は早朝から一日掛けて、阿部の自宅のエコキュートを取替えました。

三菱電機 SRT-W466 460LフルオートW追いだきエコキュート Aシリーズです。

既存機も三菱のエコキュートです。
2004年製で、18年前の新築時に設置したものです。
当時はエコキュートを大々的に推し進めて行こうと言う風潮で、エコキュートの補助金も出ていましたね。
この頃まで、アベ冷熱技研はボイラーが主流でしたが、「これからはエコキュートでオール電化が来る!」と考えて、自宅新築の機会に、自分の勉強のために設置した経緯があります。
なので、このエコキュートが、アベ冷熱技研の第一号機だった訳です。

18年間、これまでに2回ほど故障修理で使ってきましたが、今年に入って「P05」というエラーが表示される様になって、自動湯はりができなくなりました。
ふろ自動ボタンを押すと、30秒ほど湯はりするのですが、止まってエラーが出ます。
調べてみると湯量センサーの故障の様でしたが、既に部品がなく修理不可。
まぁ浴槽にお湯を貯めるなら、シャワーを浴槽に沈めておけば貯まりますから、しばらくそれで使っていました。

ところが二週間ほど前から「P31」というエラーまで表示される様になって、追いだきができなくなりました。
毎晩、夜11時頃に帰宅する阿部にとって、追いだきができない風呂は地獄です...
毎晩、ぬるい湯に漬かって震えながら体を洗っていましたが、さすがにこれからの季節は耐えられないと思い、一念発起しました。

さて、予定はみっちりで取替なんかしている時間はないぞ...
と、ずっとモヤモヤしていたんですけど、先週頑張ったお陰で一日だけ余裕ができた(ホントはいろいろ準備しなければいけない)ので、本日決行させていただきました。
工事をお待ちいただいているみなさまには大変申し訳ないのですが、毎晩震えるのが耐え難いのであります。

既存機を撤去していきます。

18年も使うと、いろんなところに不具合は出てきますね。
よく持った方だと思います。

撤去完了。

タンクが大きくなるので、アンカーを打ち直します。

アンカーはいつもの様に、HILTIのウエッジアンカーを使用します。
このアンカーは叩き込んだ後に、ナットを締めて引っ張る事で強度が増します。
引っ張れば引っ張るほど、コンクリートへ食い込む仕組みのため信頼性は抜群です。

今回、浴槽アダプターと追いだき配管は流用します。
これがですね、5分の銅管を使っていたので、溶接延長しなければなりませんでした。
アベ冷熱技研の一号機でしたから、当時はどんな材料がいいか、いろいろ考えながらやってましたので、銅管でやっていました。
この頃はまだ、三層管という素晴らしい配管材は生まれていませんでした。

新しいエコキュートを据えて、配管類を接続していきます。
配管接続が完了すると、漏れテストを行って異常がないことを確認。

リモコンも取替えて、電源投入。
初期設定を行います。

エア抜き運転が完了すると、試運転を行います。

温かいお湯が出るのを確認して、試運転完了。

あとは、配管周りにしっかりと断熱材を巻いて、放熱ロスを抑えます。
タンクユニットの下部に、脚部カバーを取付けて完成。
新しい脚部カバーは、お客様でも簡単に開け締めできる扉が付きましたね。
ここには非常用取水栓が付いていて、災害時などにここからタンク内の水(お湯)が取れる仕組みになっています。
防災士の阿部的には、これはいい改善点だと思います。

今回、370Lだったタンク容量を460Lにしました。
実は冬場になると、夕方にはお湯が足りなくなってヒートポンプがフル運転していました。
電化住宅契約のため、夜間の電気代は安いですが、日中は高いです。
その高い時間帯にフル運転されると、グンと電気代が跳ね上がってしまいますね。
安い夜間にできるだけたくさんのお湯を作ってタンクに貯めておけば、自ずと電気代は抑えられます。
ここ最近、電力値上げの話題がニュースでも飛び交っていますから、ここはやっぱり大きいタンクをということで、470Lにしました。

さぁ、今晩からゆっくりお風呂に浸かれそうです。
明日からも頑張りますね。

アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
エコキュートやオール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>

2022年11月1日火曜日

築40年の賃貸マンションで二部屋同時リフォームに伴う電気設備改修工事

8月末頃から取り掛かっていました、いつもの賃貸マンションの改修工事の仕上げに行ってきました。
今回のリフォームは2件です。

まぁ今までとほぼ同じ流れですね。
先行して建築屋さんが解体を行います。
その後にお呼びがかかって、電気の配線作業やらを阿部が行います。

このマンション、40年前の製品がほぼ残ってるのが凄いところです。

当時はウォシュレットとかなかった時代ですから、いろいろと専用コンセントを増設したり、スイッチの場所がおかしかったりするので移動してみたりと、かなりやる事が山盛りです。

浴室の換気扇は外そうと触るだけで、頭からサビの嵐です...

エアコンが残置されていますが、10年を超える古いものは撤去処分します。

一見キレイに見えますが、運転するとゴォ~っと異音がするものもあるので、こちらも処分です。

コンセントは懐かしいタイプですが、差し込みがユルユルなものもあるため、配線器具はすべて取替えます。
8月に古い設備を撤去して、しばらく大工さんやクロス屋さんたちが内装工事を行ってから、今度は新しい器具を設置に行きます。

10月中旬には内装も終わっていた様ですが、阿部が忙しくてですね、先週土曜日から仕上げに入らせていただきました。
オーナー様も、建築屋さんも、「阿部さんのペースに合わせますから、倒れない様にやってください。」とのお言葉をいただいております。

古い配線器具を取替えていきます。
テレビユニットは直付けタイプでしたが、、、

デジタル対応のコネクタタイプに取替えます。

コンセントもスイッチも、すべてパナソニック製のコスモシリーズに取替えました。

キッチン周りは結構いろんな器具を取付けないといけないので、結構時間の掛かるエリアです。

ボロボロだった浴室の換気扇も新しいものに。

トイレも爽快で気持ちのいい空間になりました。

この古い分電盤も取替えます。

1981年製って記載がありますね。
長持ちするねって思います?
もしかしたらONのままで故障してるかも知れませんよ。
何か起こっても動作しなければ大変なことになりますから、分電盤は定期的に取替えをお奨めします。

二次側のケーブルがスポッと抜けました。
長年してビスが緩んでいたんでしょうね。
高付加な回路の場合、ここが熱を持って発火する可能性もあります。
今回取替えで良かったですね。

安全で新しい分電盤に変わりました。

扉付きですから、玄関周りもスッキリしました。

エアコンは新しい霧ヶ峰に。

外部配管は化粧カバーで施工。

もう1件の方は他のお部屋で取外して、分解洗浄して保管していたものを設置しました。

まだまだ使えますね。
あとは、水道屋さんがトイレや洗面台を設置して、美掃屋さんがキレイに掃除して完了です。

いやぁ、かなり工事が混み合っているので、日程調整が大変でした。
お待ちいただいているみなさまに感謝でございます。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。