2021年9月9日木曜日

エアコン同一建物内移設工事と専用コンセント移設工事

初めてのお客様のご依頼で、建物内のエアコン移設工事にお伺いしてきました。

移設するエアコンは、三菱霧ヶ峰の6畳用。
このお部屋は使わないので、建物の反対側の寝室へ移設をご希望です。

室外機周りはこんな感じでした。

それにしても、これ、プロの方が施工したんですかね?
配管が宙を舞っていますよ...

移設する場所は、こちら。
もちろん、エアコン専用コンセントはありません。
エアコンと一緒に、専用コンセントも移設ですね。

分電盤周りはこんな感じ...
う~ん、、、これはどうにかしたいところですが、予算の都合上、ここはこのまま。

では作業に掛かります。
午前中は専用コンセントのために、ケーブルを這わせていきます。
天井裏隠蔽も考えたんですけど、この建物、結構屋根が複雑に入り組んでいて、目標の部屋まで天井裏が続いていないため、部屋から部屋を経由しての露出配線に...

ケーブルをステップルで留める工法が一般的ですが、今回は横引きの部分だけモールを使います。
黒色のモール、初めて使いました(^_^;)
写真で見ると、どこにモールがあるのか解りませんね。

こちらの部屋は一番近いベージュ色にしましたが、少し明るかったですね。

移設先の部屋に、専用コンセントが付きました。
ここまでで、午前中が終了です... う~ん、時間が掛かる。

午後からはエアコンを取外して、移設先へ取付けに掛かります。
まずは位置決めをして、配管穴を開けていきます。
こちらの壁、土壁の上に漆喰を塗っています。
内壁、外壁共に漆喰なので、慎重に開けないとバサッと周辺が崩れてしまいます。

キレイに開きました。我ながら惚れ惚れ(u_u*)

これ以上崩れない様に、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。
土壁でビスが効かないので、スライド金具を使っています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管は縁側を横断して、、、

柱を立ち下げて、室外機へ接続。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

さて、真空引きしている間に、先ほどの部屋の専用コンセントに繋がっていたケーブルを撤去します。
使わないので置いておいてもいいんですが、屋外をぐるっと回っているので、見た目が悪いから取外して欲しいとの事です。

VVFケーブルは屋内用です。
屋外で使用する場合は、パイプなどに収めて保護してやらないといけません。
直射日光が当たる南側になると、こんな風に被覆が劣化してきます。
酷い場合は、芯線が露出して漏電してしまいます。
せめて軒下の日が当たらないところを通して欲しいですね。

作業が完了すると、試運転を行います。

元の配管工事が怪しかったので、運転圧もチェックしておきます。
大丈夫ですね。良かった。

室外機周りはこんな感じです。
置けるところはここしかありませんでした(^_^;)
「キレイにしていただいて、ありがとうございました。また何かお願いする事があると思いますから、よろしくお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年9月7日火曜日

浴室乾燥機バスカラット24とカメラ付きドアホンの取替工事

朝晩涼しくなってきて、エアコン工事が落ち着きつつありますが、何かしらバタバタと走り回っています...(^_^;)
本日は、いつもお世話になっている賃貸住宅のオーナーさんのご依頼で、浴室乾燥機とドアホンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 V-141BZ 浴室乾燥機バスカラット24と、パナソニック VL-SE30XL カメラ付きドアホンをお買い上げいただきました。

借家のバス乾燥機が動かなくなったとの事で、先週点検にお伺いしていました。

既存機はマックス製のもの。

数日前までは普通に使えていたのに、全く反応しなくなったそうです。

天井裏のケーブル類をチェックしても異常は見当たりません。

機器内部の問題の様ですが、2007年製で、メーカーは対応できないとの回答をもらっているそうです。
メーカーが対応できないものは、どうしようもありませんね(^_^;)
取替えです。

という訳で、本日機器が入荷したのでお伺いしてきました。

まずは既存機を撤去。
このバス乾燥機というもの。
各メーカー規格がマチマチで、既存の開口寸法に合う機種でなければ設置できません。

マックスのこのタイプは三菱のバスカラットと同じ開口寸法なので、問題なく設置できます。
新しい機器を取付けます。

天井裏で電源と、排気ダクトを接続。

リモコンのケーブルも引き換えます。

新しいリモコンと取替えて、電源を入れます。

試運転を行い、異常がないことを確認して完了です。

実はバス乾燥機だけではありません。
先週、点検にお伺いした際に、ドアホンがバリバリと異音を出していたんです。

こちらも確認させていただくと、モニターもカメラがくすんでいるのか、ほとんど外の様子が見えません。
これもオーナーさんに報告させていただいて、取替える事になりました。

いつものパナソニック製です。

スッキリ外の様子が確認できる様になり、バリバリ音もなくクリアに対応できる様になりました。
これで入居者さまにも、快適で安心してお過ごしいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な工事も、お気軽にご相談ください。

2021年9月2日木曜日

厚生労働省ものづくりマイスターに認定されました

阿部はこの度、厚生労働省若年技能者人材育成支援等事業(ものづくりマイスター制度)の、「ものづくりマイスター」に認定されました(^^)


【 ものづくりマイスターの認定要件 】

・技能検定の特級・一級・単一等級の技能士またはこれと同等の技能を有していると認められる者
・ 実務経験が15年間以上ある者
・技能の継承や後進者の育成に関して意欲を持って活動する意思及び能力がある者
 
以上の3つすべてに該当する優れた技能、経験を有する者を「ものづくりマイスター」として認定されています。

厚生労働省が推進する「ものづくりマイスター制度」とは、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、技能競技大会の競技課題などを活用し、中小企業や学校などで若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うものです。

例えば、愛媛県冷凍空調設備工業会と地元工業系高校と行っている「匠の技教室」などの講師としての活動もそうです。

ものづくりの楽しみを体で体験してもらって、将来進む道の選択肢に「空調業界」も加えてもらう活動を行っています。
建設業界は人材不足で苦労をしています。
興味を持ってもらえる活動を、これからも続けて行きたいと思います。

それから、国家試験でもある技能検定のお手伝いも。
この業界のレベルアップに向けた活動にも、チカラを入れていきたいですね。

この制度について詳しくは↓

2021年9月1日水曜日

リフォームされた借家へ三菱霧ヶ峰エアコン新設工事

いつもお世話になっているFB友さんのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4021S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

FB友さんは、本業とは別に数棟の借家を持っているオーナーさんでもあります。
今回の現場は中古で購入されて、フルリフォームを掛けて貸し出すと言うことで、6月に電気工事の方のご依頼もいただいたのですが、その頃は阿部の予定がパンパンで、知り合いの業者さんを紹介させていただきました。

リフォーム前の状況はこんな感じでした。

それが,,,何ということでしょう!全く違った明るいリビングに生まれ変わっていました(・∀・)
ところが、元々エアコンがあった場所は、クローゼットの扉を開けると、室内機が当たってしまいます。

外側は穴が開いていますが、内側はボードが貼られているので、既存の穴は流用せず、他の場所に取付ける事にします。

既存の穴には、キャップを付けておきました。

では取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を取付けます。

慎重に配管穴を開けていきます。

配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
床がタイル貼りなので、ドレンは近くの洗い場まで塩ビ管で導きました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

途中でオーナーさんが来られて、「いっつもお世話になっとるけん、持って帰ってくださいや。」と、箱入りぶどうをいただきました(*´艸`*)
Mさん、ありがとうございました!

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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