2021年3月20日土曜日

県外へお引越しのためエアコン取外して分解洗浄後梱包してお渡し

2年半前にエアコンをご購入いただいたお客様が、県外へお引越しされると言うことで、エアコン取外しと分解洗浄のご依頼をいただき、本日お引渡しさせていただきました。

日立アプライアンス RAS-S22C(W)(2013年製) フィルター自動掃除機能付きタイプ
三菱電機 MSZ-AXV4018S-W(2018年製) 掃除機能なしスタンダードタイプ


まずは取外しにお伺いします。
こちらは他社施工品の日立製で、取外しと分解洗浄。


こちらはアベ冷熱技研でご購入品の三菱霧ヶ峰で、こちらも取外しと分解洗浄。


こちらの三菱霧ヶ峰は、もともとは先ほどの三菱霧ヶ峰が取付けてあったお部屋に設置されていた、賃貸住宅側の備品になります。
これは取外して、元の位置に移設しなければなりません。

まずは日立の方を取外します。


備品の方も取外して、、、


リビングのエアコンと入れ替えます。


配管接続を行い、配管内部をしっかりと真空乾燥させます。


試運転を行って異常がないことを確認し、この日の作業は完了です。


さて、持ち帰ったエアコンを分解していきます。
日立の自動掃除機能も、ほとんど役に立っていませんね...


光にかざして見ると、フィルターが目詰まりしてしまってます。
これでは風が通らないので、効きが悪くなりますね。

とか言いながら、三菱のフィルターも...(^_^;)

まぁ、こちらは自動掃除機能無しをご希望されてご購入されましたので、お客様ご自身がしっかりお掃除されないと、こんな感じになりますね...
見てるだけでも鼻がムズムズしてきます(^_^;)

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


日立 熱交換器↓


日立 ボディ内部↓


日立 ドレンパン↓
何か居ますね...じっくり見ない方がいいと思いますよ...

日立 ファン↓


三菱 熱交換器↓


三菱 ボディ内部↓


三菱 ドレンパン↓


三菱 ファン↓


しっかり乾燥させて組み立てた後、衝撃緩和材で室内機を梱包。


最後にダンボールでしっかり梱包して、お届けさせていただきました。

「ありがとうございました。こんな事、阿部さん以外に頼めないから助かりました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

来週県外へお引越しされてしまいますが、これでお引越し先でも気持ち良くエアコンをご使用いただけますね。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年3月16日火曜日

マンションのエレベーターホールにクモの巣が張るので・・・

いつもお世話になっている賃貸マンションのオーナー様のご依頼で、エレベーターホールの照明器具増設工事にお伺いしてきました。


一年半ほど前に、共用部照明をすべてLED化しました。


LEDは虫が寄りにくいという説が広く知られていますが、このマンション、LED化したにも関わらず虫が寄ってきます。
その虫を狙って、クモがクモの巣をたくさん作ってしまうという状況になっていました。
LED化する前に比べると量的には減っていますが、「明るすぎるんじゃないかな?照度を落としてどうなるかやってみたい。」と言うオーナー様の発案で、照度の低いLEDダウンライトを2台設置してみることになりました。

既存の天井埋込形器具を外して、点検口代わりにします。


エレベーターの前と、通路側に1台づつダウンライトを増設するため、天井を開口していきます。


電源用のケーブルを通します。


通路側は人感センサ付き。


エレベーター側は常時点灯タイプを設置。
器具はお客様支給品です。

スイッチを天井面の目立たないところに取付けて、メイン照明とダウンライトの切り分けができる様にしています。


すべて点灯するとこんな感じに。

このセットを2階から7階まで施工しました。

ダウンライトだけ点灯にするとこんな感じです。
電球色にしているので、落ち着いた雰囲気になります。

この状態でしばらく使ってみて、照度を落とすことでどのくらいクモの巣が減るか、実験をしてみる事になりました。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2021年3月11日木曜日

高所作業車を使って事務所ビル4階へエアコン新設工事

いよいよ年度末ですね。
ほとんどの企業さんや官公庁は、年度末でバタバタな時期です。
本日施工させていただいた現場も、「3月中に!」というご依頼です。

三菱電機 MSZ-GV4020S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。


今回ご依頼いただいたのは、今までにも何度かエアコン取替工事をご依頼いただいた、某協会様の事務所ビルの4階にある、サーバー室のエアコン新設工事です。
既存機はダイキン製の2方向吹出しタイプのパッケージエアコンでした。
調子が悪く、古いので、効きが悪いという事です。
この下には、大切なデーターを蓄積しているサーバーがあるため、これはこのまま放置しておいて、壁掛けタイプのルームエアコンを、新たに取付けたいとのご希望です。

以前、3階の応接室に取付けた事があるので、今回もアベ冷熱技研に相談いただきました。
壁掛形を取付けることができるのは、このクロスが剥がれた壁しかありません...(^_^;)


外から見るとこんな位置です。
専用電源工事が必要なこと、足場は予算の都合で組めないので、高所作業車が必要なこと、いろいろと難しそうですが、御見積書を提出させていただいていました。

はぃ。ここまでの現地調査にお伺いしたのは、昨年の7月でした。
もう他の業者さんに依頼したのかと思っていたら、先月中旬頃にご連絡いただきまして、「今年度中にできませんか」とのご依頼をいただきまして、やっと本日工事にお伺いしてきました。

作業は、お隣の駐車場の一部をお借りして進めていきます。


朝一番に到着して高所作業車で上がってみたんですけど、穴開けをしようとする位置まで、微妙に届きません...(´・ω・`)


ちょっとここでは書けないし、写真も公開する訳にはいかない方法で穴開け開始(^_^;)
これがまた腕にチカラが入らず、かなり時間が掛かりました...

穴開けが完了すると、配管を保護するためのスリムダクトを立ち下げていきます。
これも結構な時間が掛かります。

さて、室内機を取付けていく訳ですが、このクロスが剥げているのは、湿気のせいです。
お話をお聞きすると、恐らく雨漏りというお話でしたので、この石膏ボードに室内機を留めるのはちょっと気持ち悪いので、、、

コンパネを貼らせていただきました。
見た目が悪いのでどうしようか悩みましたけど、「サーバー室なので、見た目は気にしなくていいです。安全に取付けていただくのを優先でお願いします。」との事で、心置きなく(^_^;)

あ、エアコン専用コンセントの増設はですね、今日応援に来てもらった、敏腕電気工事士Sくんにお願いしていました。
一部、天井を開けて点検口代わりに。

10mほど離れた事務所にある分電盤まで、ケーブルを通していきます。


分岐ブレーカーは1箇所空きがあるので、そこへ接続。


室内機脇に、専用コンセントを取付けてもらいました。


Sくんも高所作業車の運転資格を持っているので、配管の立ち下げ作業を行ってもらいます。


阿部は、室内機の配管接続。


配管は左後方出しで、ドレンホースは室内機に付属しているものは使わず、ソフトドレンを使用。
こうする事によって、隠蔽配管の時と同様の施工方法になるので、次の取替えの際に既存配管が流用できます。
そうです、次からは高所作業車を使う必要がなくなる訳です。
阿部なりの、将来を見据えた工法です。

外部配管は、こんな感じで完成です。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


今回、4階で総配管長が14mあるため、フロンガスを追加充填します。
GVタイプの場合、配管長10mを超えると追加充填の必要があります。

作業が完了すると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

夕方遅くまで掛かるのを覚悟していましたが、Sくんの応援のおかげで、かなり早く仕上げることができました。

これで安心してサーバー室が使える様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。