2020年9月23日水曜日

14年お使いのエアコンを洗浄せず処分して保管しているエアコンへ取替工事

FB友さんからのご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

今回取替えるエアコンは、数年前のお引越しの際に取外して保管してあった富士通ゼネラル製のものです。


引越業者が取外した様ですが、案の定こんな感じです...
フレア接続口をビニールテープで巻くと粘着物が付着するので、丁寧な業者さんは絶対こんな事はやりません。

室外機側もこの状態で、数年間雨風にさらされていました。
外した業者さんはすぐに取付けるつもりだったのかも知れませんが、保管するとわかった時点できちんとキャップをしておくべきですね。
最悪の場合、何万円も出して購入したエアコンが使い物にならなくなります。

既存機はダイキン製。
当初は他のお部屋のものを取替えようかというお話だったんですが、いろいろとありまして(話が長くなります)リビングのものを取替える事になりました。
洗浄も検討されていましたが、14年経過しているのでまったくメリットはありませんね。
ダイキン製ですし(u_u*)

室外機はこの位置に置かれていました。


ベランダを少しでも広く使いたいという事で、この際に通路側へ置く様にします。


まずは既存機を撤去。


穴の位置が高いですねぇ... しかも左配管...
設置できるギリギリの高さですが、室内機後方での配管接続はできませんね。
ちょっと取付け方を考えないといけません。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


上下微妙な位置決めをして、背面板を取付けます。


なんとか室内機を設置。
あれ?配管はどうやって繋いだの?って思いますよね。
企業秘密です(*´艸`*)
まぁまぁ時間が掛かっています。

配管化粧カバーは既存のものを流用。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行います。


ガスが不足していないか、冷房運転でガス圧を測定します。
大丈夫ですね。異常がない事を確認してお引渡しです。

ベランダも広く使える様になりましたね。


アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2020年9月19日土曜日

エアコンが付いていない2階の部屋へエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様からのご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2220-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
先月、「阿部さんが空いている時、いつでもいいですから。」という事でご依頼いただいていましたが、本日やっとお伺いさせていただきました。

今回取付けるお部屋は、2階のロフトのある洋室です。


まずは位置決めをして、背面板を取付けます。


配管穴を慎重に開けていきます。


小動物侵入防止と気密性確保のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機は1階地上置き。
ブロック塀が近くてハシゴの勾配が取れず、安全に作業ができないため、お隣の敷地にハシゴを立てさせていただいています。
お客様が日頃から、お隣との良好な関係があるからできる事ですね。

外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
作業を始めた頃は晴れていたんですけど、じわじわと曇って嫌な風が吹き出しました...
雨が降らないことを祈りつつ、作業を進めます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
泥ハネ軽減のため、プラロックの下にブロックを敷いています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

大変お待たせいたしました。
朝晩涼しい時期になってしまいましたが、これでこのお部屋も快適にお使いいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2020年9月16日水曜日

大雨でベランダがプールに...水が掛かって故障したエアコンの取替工事

FB友の設備屋さんからのご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2820-W・MSZ-GV2520-W 霧ヶ峰標準タイプを各2台お買い上げいただきました。
今回、下請工事なんですけど、機器支給ではなく、エアコン本体もアベ冷熱技研でご購入いただいています<(_ _)>

既存機は松下電器産業製。


大雨の際にベランダの排水口が詰まった様で、ベランダがプールの様になり、室外機が漬かったそうです。。。


で、その溜まった水は行き場を失い、1階の和室へダダ漏れ・・・
1階の室内機も水を被って、動かなくなったそうです。

今回、この2台を取替えます。

1階の室外機は地上置きですが、今回取替える室外機がコンパクトで、洗場とリビングの室外機の間に新しい室外機が収まらないので、ここはちょっと考えないといけません。


では、2階のベランダ側から作業に掛かります。
年式も古いので、テープ巻きもボロボロです。


パテを外して見ると、やはり貫通スリーブは入っていません。


青いケーブルは、愛媛CATVのインターネット用のケーブルです。
今は使われていないので、一緒に撤去します。


既存機を取外しました。


穴の中を覗いて見ると・・・
うわぁ,,,筋交いど真ん中、狙って開けましたね?って感じで酷いものです...


もう少し下に下げて、右にずらせば筋交いに当たる事はないんですけどねぇ。
この穴の位置。ほんと高すぎて、この穴を利用して新しい室内機を取付けることはできません。

こちらの穴はアルミテープでしっかり塞ぎます。


背面板を取付けて位置決めをして、配管穴を開けていきます。


小動物侵入防止と気密性確保のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


元の穴はキャップで塞いで、外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して1台目完了です。


1階リビングの方へ取り掛かります。
なぜ室外機が2台並んでいるかと言うと、、、


リビング側はブロック塀との隙間が狭く、室外機を置くスペースがないため、仕方なく2台並べている様です。


とりあえず邪魔なので、一旦2台とも室外機を外します。
リビングの室外機を、左へ寄せて取付けるためです。

配管も取外していく訳ですが、ここはパテ埋めすらされていませんでした...


既存機を撤去して、配管穴に貫通スリーブを挿入しておきます。


既存の室内機は、モルタル壁に直接ビス打ちで留めていたので、新しい室内機はスライド金具を使ってしっかりと固定します。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


既存のスリムダクトも撤去して、新しいスリムダクトへ取替えました。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機が入れ替わったの分かりますかね?

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

これでまた、快適なお部屋に戻りましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。