2019年9月24日火曜日

店舗の天カセ2方向吹出しタイプハウジングエアコン取替工事

今日は一日、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-W5017AS 5.0kwタイプをお買い上げいただきました。


小学生時代の同級生からの依頼で、実家の商店に設置してあるエアコンが動かなくなったとの事で、点検にお伺いしていました。
既存機はダイキン製。

タイマーランプが点滅していて、動きません。
電気系統の異常の様です。

年式を見てみると1997年製。
さすがに部品はありませんし、取替えの方向で検討されていました。


室外機は駐車場の片隅にまとめられています。


早速、御見積書を作成しご依頼いただきましたが・・・

ナント!エアコンがメーカー在庫切れ(´;ω;`)
店舗なので早く取替えて差し上げたいのですが、物が無ければどうにもなりません。
今年は学校空調などで業務用エアコンが品切れが多い上、オリンピック需要や災害のため取替えの需要が多く、生産が追いついていない模様です。

という訳で、一週間以上お待ちいただいて、本日お伺いさせていただきました。

まずは室外機を撤去。
配管サイズが旧冷媒なので2分4分。
新しいものは2分3分なので、ここで溶接してサイズダウンします。


室外機周りは親父に任せて、阿部は室内機周りに取り掛かります。
17kgあるので、電動アッパーを使って既存機を降ろします。


撤去しました。


既存機の内部は、22年のホコリとカビでいっぱいでした。


配管類をまとめていきます。
こちらも4分の配管を、異径ユニオン継手を使ってサイズダウンします。


ダイキンと三菱では吊りピッチが違うため、吊り位置を変更。


新しい室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


パネルをセットしておきます。


配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「結構大変な工事やったねぇ。新しいと、よぉ効く様な気がするね。きれいにしていただいて、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年9月23日月曜日

賃貸マンションの一室でリフォームに伴う電気設備改修工事

7月から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が、本日最終日でした。


以前、このマンションのオーナー様の、ご自宅のマルチエアコンの取替工事をさせていただいた際に、「阿部さんはマンションとかの電気工事もお願いできるんですか?」と、ご相談をいただいていました。

7月末頃に現地を拝見させていただきました。

設備類も古くなっているので、すべて取替えるそうです。

スイッチやコンセント類は、フルカラータイプ。
二世代前の配線器具ですね。


最近は和室は好まれない様で、すべて洋室へリフォームされます。

今回のリフォームにあたり、通常は建築屋さんの下に電気工事屋が入るのが通例ですが、オーナー様のご意向で、分離発注という形で、電気工事はオーナー様からアベ冷熱技研へ直接ご依頼という形で進めていく事になりました。

分離発注式は建築屋さんにとってはやりにくく、嫌がるところが多いですけど、今回の建築屋さんは二つ返事で受け入れてくれました。
平面図もいただいたり、工程の打ち合わせもしっかりしていただいて、かなりスムーズに進めるとこができました。

では工事の模様を...と行きたいところですが、全部こと細かく書いているともの凄い量になるので、ビフォー・アフター形式で進めていきますね。

一番気になっていたところ。

これ、他のマンションでも見た事があるんですけど、天井面に電話・光ケーブル・CATVネット用LANケーブルが出ています。
そもそもの設計が悪いんですけど、ここをどうにかしたいとの懸案を。

こんな感じに仕上げました。

建築屋さんに棚を作ってもらって、もともと無かったコンセントを増設。
LANも電話も、モールとカバープレートで立ち下げました。
この棚にルーターやモデムも置ける様になって、キレイに仕上がりました。

来客はピンポンチャイムだったものを、カメラ付きドアホンへ。


この配線工事も結構手間が掛かっていますけど、何事もなかった様に。


トイレの換気扇は、洗面所と二室用。

三菱の新しいものに取替えましたが、これが一番大変でしたね。
天井剥いで、かなり苦労して取替えています。
これも何事もなかった様に。

ユニットバスも新しくなりました。

ついでに、浴室暖房乾燥機まで設置。
このマンション、賃貸ですよ。普通はここまで付いてませんね。

配線器具はすべて取替え。


コスモシリーズのスイッチは、操作性がよくお洒落です。


水回りのコンセントは、すべてアース付きです。


一部屋だけ、エアコンが設置できる様に穴が開いているのに、専用コンセントが無かったため、今回増設。

エアコン専用コンセントが無ければ、量販店などはエアコンを取付けてくれませんから。

そして分電盤。

最終的に、エアコン専用・浴室換気扇専用・レンジ専用の3回路増設になるため、新しいものに取替えます。

既存盤を撤去。


コンパクトブレーカーでスッキリと。


蓋を閉じると、こんな感じに仕上がりました。


新しいのは気持ちがいいですね。


キッチンの流し元灯を設置して、作業完了です。

「いやぁ、キレイに仕上がりましたね。また他の部屋も出たらお願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)

帰り際、マンションから見えた夕日です。

昨晩は台風の影響でかなりの強風でしたけど、今日の夕方にはそよ風が気持ちよかったです(*´ω`*)
明日は晴れますかね?
まだまだ今月は予定がいっぱいです。明日からも頑張ります!

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

賃貸マンションのリフォームが完了し分解洗浄したエアコンの再取付工事

7月末頃から取り掛かっていた、賃貸マンションの一室リフォーム工事が完了したので、分解洗浄のためお預かりしていたエアコンの再取付工事にお伺いしてきました。

日立アプライアンス RAS-L22DE2(W)(2014年製) 標準タイプです。


取外す前はこんな感じでした。


賃貸の場合、フィルターを掃除しない入居者さんが多いですね。

これだけ目詰まりしていたら、効きも悪かったと思いますけど...

年式の割には、そんなにカビが生えてませんね。

こちらのマンションは非常に風通しが良くて、夏場でも窓を開けていると結構な風が通るので、エアコンを使う頻度は少ない様です。

お預かりした室内機は、丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


分解洗浄までは、お預かりした7月中に洗って保管していました。
そして本日、クロス貼りが完了したので、再取付けにお伺いです。

もともと、室内機を取付けるためのアンカーボルトがありましたが、位置が高すぎるため今回は利用しません。


位置決めをして、背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


ビフォー・アフターはこんな感じです。

和室だったところが、洋室になって明るくなりましたね。
阿部的には、配管化粧カバー付けたかったなぁ...(^_^;)

この一室のリフォーム、メインは電気工事でご依頼いただきました。
その様子は、また後ほど別の記事として書きますね。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研