2019年2月26日火曜日

昨年豪雨災害で被災した大洲でエアコン取付工事

今日は朝イチに高速道路を走って、大洲へ行ってきました。


松山にお住まいのお客様でもあり、バカ言いあえるFB友さんでもあり、共通の悪友の多いSさんからのご依頼で、昨年豪雨災害で被災したご実家のリフォームが終了したとの事で、エアコンの取付けをご依頼いただき、お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4018S-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


この辺りはかなり酷かった地区で、水没ラインはこんな感じでした。

エアコンの室外機は当然浸かっていますが、室内機まで迫る深さですね。
阿部の背の高さだと、頭の先まで沈んでいます...

屋内はボードとクロスが貼り替えられて、きれいに仕上げられていました。


外側には配管穴が残っていましたが、内壁は貼り替えたので穴が潰れています。


まずはこの穴あけから。


配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。

以前、ネズミが出ていたそうなので、ここはしっかりと対策しておきます。

位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はテープ巻き仕上げです。
テープ巻き、久しぶりですね(^_^;)


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成です。


早めに作業スタートしたつもりだったんですけど、途中休憩したりお喋りしてたんでお昼のサイレンが鳴りました・ω・

「阿部さん、昼飯行きますか。フランチャイズ店じゃ面白くないんで、ラーメンかうどんでも。」とお誘いいただきまして、こちらのラーメン屋さんへ(*^^*)


とんこつのこれまた美味いラーメンに出会いました(^^)

お互いSNSやってますから、まぁ写真撮りますわね(^_^;)
お互いを撮り合って... 女子か...(*´艸`*)

「遠いところ来てもらったんで、昼飯くらいはおごりますよ。」と、お昼ごちそうになりました(*´ω`*)

お腹がいっぱいになったところで、現場へ戻って作業再開。
エアコン専用コンセントが100Vなので、電圧を200Vへ切り替えます。

分電盤開けてビックリです!
拡大して見ない方がいいですよ。
真ん中辺りに、感電して白骨化された方がいらっしゃるので...
バーの左の方も黒く焦げているので、できればこの分電盤も取替えた方がいいと思います。

停電作業のついでに分電盤内部を掃除して、分岐ブレーカーを交換、200Vへ切り替えます。

エアコン脇のコンセントを200Vに取り替えて、完了です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


あと、トイレのスイッチの取替えもご依頼いただきました。
ほとんどのスイッチやコンセントをご自分で取替えしたそうですが、このスイッチだけ結線が解らなくて...という事で。

100Vのパイロットランプが絡んでいますからね、素人さんにはちょっと解りにくいと思います。

こんな感じで完成です。
ONにするとパイロットランプが点灯する、パイロットスイッチに取替えました。


「遠いとこありがとうございました。これで仕事中に、暑いときも寒いときも快適にサボれます。」???え?(^_^;)
帰りにお土産までいただきました(*´艸`*)

Sさん、いろいろとありがとうございました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

ご注意:基本的にエリア外でのエアコン工事やエアコンの販売はお奨めしていません。もし故障した場合に早急な対応ができないためです。大袈裟かも知れませんが猛暑が続く夏場に、エアコンの故障は命に関わる事もあります。今回はその辺りをご理解いただいた上でのご依頼です。

2019年2月25日月曜日

厨房で補助的に使用されているカビだらけのエアコンを分解洗浄

今年最初のエアコン分解洗浄です。
とある施設の厨房でご使用の、エアコン分解洗浄が完了したので、再取付けにお伺いしてきました。

パナソニック CS-F285C-W(2015年製) 標準タイプです。


室外機はこんな状態でかわいそうな感じです...
不特定多数の車が出入りする駐車場なので、地上置きにするとこうなりますね。

今回は洗浄のみのご依頼ですから、この辺の修理はしません。

室内機を取外してお預かりします。
分解していきますが、ちょっとこれは凄いですねぇ...

このエアコンが厨房で風を吹出しているのかと思うと...(´;ω;`)
衛生管理上どうなんですかね、これ。
と言うか、これまだキレイな方だと思います。
今までにもオシャレなカフェとか、人気のランチ店のエアコン見てきましたけど、経営者の方が全然気にされてないのにビックリします。
そう言うお店で食事とか、笑顔にはなれませんねぇ...

電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
しかしかわいそうですね、この室外機くん...


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

洗浄前洗浄後の写真をお渡しすると、「わぁ、凄いことになってたんですね...お願いして良かったです。次からは早めに洗浄するようにしないといけませんね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2019年2月23日土曜日

室外機屋根置きエアコン取付工事

先月エコキュートをご依頼いただいたお客様のお宅で、エアコン×2台新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2518-W・MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


こちらのお部屋は専用コンセントはありますが、今までエアコンを使われていなかったので、配管穴はありません。


位置決めをして、背面板を設置します。


土壁ではなくモルタル壁ですが、慎重に配管穴を開けていきます。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けます。


室外機は屋根置きになります。
耐久性を考慮して、溶融亜鉛めっき仕上げの架台を設置。


配管類を接続して、スリムダクト内へ納めます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


こんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して和室完了。


洋室の方も同じ様な感じに。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

こちらの電源は、前回エコキュートの専用回路増設の際に、エアコン専用回路も増設していました。
「エアコンのコンセントが無いから、この部屋にはエアコンが付かないのかと思ってました。阿部さんにお願いして良かった。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年2月21日木曜日

分譲マンション内のお引越しで配管MDダクト&SDダクト仕上げのエアコン工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、マンションのエアコン取付工事にお伺いしてきました。

すべて三菱電機製霧ヶ峰。新設が3台と、移設が1台。お客様支給品です。


先月ご連絡いただきまして、現在お住まいのマンションの8階から13階へお引越しとの事。
当初4台とも移設の予定でしたが、いろいろありまして移設は1台のみ、3台新設です。

今月始めに現地調査にお伺いしてきました。
前に入居されていた方が残置して行かれた「うるさら」があります。
こちらはリビング。


こちらは寝室?の洋室。
これダメな施工ですね。エアコンのコードを延長している様です。

この2台は撤去・処分します。

足元を養生していたので何かされるのかお聞きすると、「壁のクロスを治します」との事。
それも数日後にと言うお話でしたので、先にエアコンを外しておきましょうと、翌朝撤去にお伺いしました。

外しておいた方が、クロスの処理もやりやすいですからね。

案の定、エアコンのコードを延長していました。
能力の大きなエアコンでは、お奨めできない施工方法です。

このお部屋は取付けにお伺いした際、延長しなくていい様に、室内機をコンセントの近くに取付けます。

逆にリビングの方は、横長いリビングダイニングのお部屋なので、取付位置を変更します。

そのためコンセントの位置が届かなくなるため、こちらは細工が必要です。

という訳で、今週月曜日にクロス屋さん???の作業が完了したので、取付けにお伺いしてきました。
あれ?壁のクロス変わってませんけど...(^_^;)?
よくよくお話を聞くと、天井面だけ珪藻土を塗ったそうです。
そうだったんですね...まぁ室内機がない方が塗りやすかったでしょうから結果オーライですか(^_^;)

リビングは取付位置を変えますから、コンセントの位置も変更します。

マンションの内壁は、石膏ボードを貼り付けてあるだけです。
内側は間柱などはなく隙間があるので、横方向への移動が可能です。

室内機の位置を決めて、背面板とMDダクトを取付けていきます。


リビングのエアコンは6.3kwなので、冷媒配管の径通常の径より太いものを使います。
径が太いほど手で曲げると潰れて折れてしまうので、長さを合わせてパイプベンダで曲げていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ側はこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してリビング完了。


引いて撮るとこんな感じです。
この向きの方が効率がいいのがお解りいただけると思います。


2台目は玄関脇のお部屋。こちらも異常なく完了。


3台目に取り掛かったところで、痛恨の部材選定ミスが発覚...(´・ω・`)

MDダクトの部材を間違えていました。ここから先へ進めなくなりまして、ここで一日目終了。
まぁ、ここまでの時間が夕方4時半ですから、止め時でしたかね。

実はですね、この日阿部は激しく体調を崩しておりました。
本当はこの作業も、先週の土曜日に行う予定でしたが、金曜日から急激に体調が悪くなりまして、土日は寝込んでおりました。
お引越しが迫っているのと、一日延期させていただいているので、今日は絶対にという思いでやりましたが、ほとんど食べてませんから気持ちばかりで体が付いてきませんね。

2台残ってしまいました...
お伺いできるのは、引越し当日の本日のみ。
午後から荷物が入ってくるので、午前中に2台やり切るしかありません。

という訳で本日、早めに現場入りしまして作業に掛かりました。
今日は体調万全ですよ!(*´艸`*)さくさく進みます。
部材も間に合って、こちら完成。


こちらの移設分も完成!

なんとか12時半までに完工できました!(*^^*)
お客様には工事延期に快く応じていただきまして、心より感謝申し上げます<(_ _)>

「いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年2月20日水曜日

第一種冷媒フロン類取扱技術者更新講習へ参加してきました

昨日の激務で全身筋肉痛の阿部です。
筋肉痛というより、全身打撲か?って言うくらいの痛みです(´;ω;`)
お腹の調子は回復傾向ですが、気は抜けません(^_^;)

そんな中、午後から第一種冷媒フロン類取扱技術者更新講習受講のため、テクノプラザ愛媛へ。


「第一種冷媒フロン類取扱技術者」
この資格、そもそもの始まりは、フロン回収破壊法が施行されたのを機に、フロン回収作業を確実に実施する事を広めるため、「フルオロカーボン漏洩点検資格者」としてスタートしました。

フロン回収破壊法がフロン排出抑制法に変わり、フルオロカーボン漏洩点検資格者も冷媒フロン類取扱技術者として生まれ変わった経緯があります。

この業界も日々進歩していて、扱う冷媒も環境にやさしいものへと変化しています。
取得当時とは現状変わっているため、5年毎の更新が必要な訳です。

更新手数料も結構な負担です...
この忙しい時期に半日講習も結構な負担です...
でも必要な事ですし、最新の情報が取得できるチャンスでもあります。
今回の講習でも、たくさんの情報が収集できました(*^^*)

愛媛県での開催は、アベ冷熱技研も在籍している愛媛県冷凍空調設備工業会が実施しています。

講師は青年部会で一緒の同業者さんです。

実は以前、阿部もこの講師の依頼をいただきましたが、激しくお断りさせていただきました(^_^;)
だって大先輩のみなさんの前で喋るなんて、チキンな阿部には絶対に無理です。
はぃ。阿部は大勢の前で喋るのは苦手です。
絶対無理(´;ω;`)

技能検定(冷凍空気調和機器施工)の検定補佐員をお受けしたのは、その代わりという流れでもありますf(^_^;)