2019年2月23日土曜日

室外機屋根置きエアコン取付工事

先月エコキュートをご依頼いただいたお客様のお宅で、エアコン×2台新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2518-W・MSZ-GV2218-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


こちらのお部屋は専用コンセントはありますが、今までエアコンを使われていなかったので、配管穴はありません。


位置決めをして、背面板を設置します。


土壁ではなくモルタル壁ですが、慎重に配管穴を開けていきます。


配管穴には気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けます。


室外機は屋根置きになります。
耐久性を考慮して、溶融亜鉛めっき仕上げの架台を設置。


配管類を接続して、スリムダクト内へ納めます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


こんな感じで完成です。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して和室完了。


洋室の方も同じ様な感じに。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

こちらの電源は、前回エコキュートの専用回路増設の際に、エアコン専用回路も増設していました。
「エアコンのコンセントが無いから、この部屋にはエアコンが付かないのかと思ってました。阿部さんにお願いして良かった。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年2月21日木曜日

分譲マンション内のお引越しで配管MDダクト&SDダクト仕上げのエアコン工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、マンションのエアコン取付工事にお伺いしてきました。

すべて三菱電機製霧ヶ峰。新設が3台と、移設が1台。お客様支給品です。


先月ご連絡いただきまして、現在お住まいのマンションの8階から13階へお引越しとの事。
当初4台とも移設の予定でしたが、いろいろありまして移設は1台のみ、3台新設です。

今月始めに現地調査にお伺いしてきました。
前に入居されていた方が残置して行かれた「うるさら」があります。
こちらはリビング。


こちらは寝室?の洋室。
これダメな施工ですね。エアコンのコードを延長している様です。

この2台は撤去・処分します。

足元を養生していたので何かされるのかお聞きすると、「壁のクロスを治します」との事。
それも数日後にと言うお話でしたので、先にエアコンを外しておきましょうと、翌朝撤去にお伺いしました。

外しておいた方が、クロスの処理もやりやすいですからね。

案の定、エアコンのコードを延長していました。
能力の大きなエアコンでは、お奨めできない施工方法です。

このお部屋は取付けにお伺いした際、延長しなくていい様に、室内機をコンセントの近くに取付けます。

逆にリビングの方は、横長いリビングダイニングのお部屋なので、取付位置を変更します。

そのためコンセントの位置が届かなくなるため、こちらは細工が必要です。

という訳で、今週月曜日にクロス屋さん???の作業が完了したので、取付けにお伺いしてきました。
あれ?壁のクロス変わってませんけど...(^_^;)?
よくよくお話を聞くと、天井面だけ珪藻土を塗ったそうです。
そうだったんですね...まぁ室内機がない方が塗りやすかったでしょうから結果オーライですか(^_^;)

リビングは取付位置を変えますから、コンセントの位置も変更します。

マンションの内壁は、石膏ボードを貼り付けてあるだけです。
内側は間柱などはなく隙間があるので、横方向への移動が可能です。

室内機の位置を決めて、背面板とMDダクトを取付けていきます。


リビングのエアコンは6.3kwなので、冷媒配管の径通常の径より太いものを使います。
径が太いほど手で曲げると潰れて折れてしまうので、長さを合わせてパイプベンダで曲げていきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


ベランダ側はこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してリビング完了。


引いて撮るとこんな感じです。
この向きの方が効率がいいのがお解りいただけると思います。


2台目は玄関脇のお部屋。こちらも異常なく完了。


3台目に取り掛かったところで、痛恨の部材選定ミスが発覚...(´・ω・`)

MDダクトの部材を間違えていました。ここから先へ進めなくなりまして、ここで一日目終了。
まぁ、ここまでの時間が夕方4時半ですから、止め時でしたかね。

実はですね、この日阿部は激しく体調を崩しておりました。
本当はこの作業も、先週の土曜日に行う予定でしたが、金曜日から急激に体調が悪くなりまして、土日は寝込んでおりました。
お引越しが迫っているのと、一日延期させていただいているので、今日は絶対にという思いでやりましたが、ほとんど食べてませんから気持ちばかりで体が付いてきませんね。

2台残ってしまいました...
お伺いできるのは、引越し当日の本日のみ。
午後から荷物が入ってくるので、午前中に2台やり切るしかありません。

という訳で本日、早めに現場入りしまして作業に掛かりました。
今日は体調万全ですよ!(*´艸`*)さくさく進みます。
部材も間に合って、こちら完成。


こちらの移設分も完成!

なんとか12時半までに完工できました!(*^^*)
お客様には工事延期に快く応じていただきまして、心より感謝申し上げます<(_ _)>

「いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年2月20日水曜日

第一種冷媒フロン類取扱技術者更新講習へ参加してきました

昨日の激務で全身筋肉痛の阿部です。
筋肉痛というより、全身打撲か?って言うくらいの痛みです(´;ω;`)
お腹の調子は回復傾向ですが、気は抜けません(^_^;)

そんな中、午後から第一種冷媒フロン類取扱技術者更新講習受講のため、テクノプラザ愛媛へ。


「第一種冷媒フロン類取扱技術者」
この資格、そもそもの始まりは、フロン回収破壊法が施行されたのを機に、フロン回収作業を確実に実施する事を広めるため、「フルオロカーボン漏洩点検資格者」としてスタートしました。

フロン回収破壊法がフロン排出抑制法に変わり、フルオロカーボン漏洩点検資格者も冷媒フロン類取扱技術者として生まれ変わった経緯があります。

この業界も日々進歩していて、扱う冷媒も環境にやさしいものへと変化しています。
取得当時とは現状変わっているため、5年毎の更新が必要な訳です。

更新手数料も結構な負担です...
この忙しい時期に半日講習も結構な負担です...
でも必要な事ですし、最新の情報が取得できるチャンスでもあります。
今回の講習でも、たくさんの情報が収集できました(*^^*)

愛媛県での開催は、アベ冷熱技研も在籍している愛媛県冷凍空調設備工業会が実施しています。

講師は青年部会で一緒の同業者さんです。

実は以前、阿部もこの講師の依頼をいただきましたが、激しくお断りさせていただきました(^_^;)
だって大先輩のみなさんの前で喋るなんて、チキンな阿部には絶対に無理です。
はぃ。阿部は大勢の前で喋るのは苦手です。
絶対無理(´;ω;`)

技能検定(冷凍空気調和機器施工)の検定補佐員をお受けしたのは、その代わりという流れでもありますf(^_^;)

2019年2月19日火曜日

体調最悪の状態で丸一日床下でLAN配線工事

腰痛は少しずつ回復に向かっていますが、実は先週の金曜日から微熱が出てお腹の調子が悪く、まったくチカラが入らない状態で、土日は工事も延期させていただいて寝ておりました。
昨日は現場へ出ましたが、おかゆとうどんしか口にしてない状態ですから、まともに体が動いてくれません...

そんな中、本日は一日掛けて、LAN配線工事にお伺いしてきました。


先月末に下見にお伺いしていました。
こちらのお宅、借家だそうで、今回入居されるお客様からのご依頼です。
ダイニングにCATVのネットケーブルが残置されていました。

ここにNTTの光ケーブルが来て、ここから2箇所のお部屋へLANケーブルを新設してほしいとのご希望です。

2階のお部屋にはコンセントのみ。


リビングの方も、コンセントのみの場所へご希望です。

空配管などはありませんから、壁内や天井裏を通しての隠蔽配線となると思っていました。

ところがですね、調査を進めるとこのお家、1階も2階も全面床総貼りで、床を貼った後に壁などの間仕切りをしているため、一切壁内は通りません。
天井面も同じ様に総貼りなので、天井裏が見えても意味がありません。

一通り調査を終えて、現状をご説明。
「借家」という事で、一旦は「無理ですね」とお伝えしました。

かなり落胆されていらっしゃったので、よくお話をお聞きすると、大家さんからはどんなにしてもかまわないと言う事で契約しているとの事。

ひとつ方法はあります。
この床下から入れば、なんとか...

ただし総貼りなので、床下へ入ってみて、下から壁内に向けて穴が空けれればと言う条件です。
はぃ。これやってみないと判りません。
失敗するかも知れません。(過去に一度失敗してるので本当はやりたくありません...)

一か八か。

それと2階への立ち上げは、一旦外部へ出して、外壁を塩ビパイプで立ち上げると言う形になります。

すべて大家さんに許可を取っていただく必要があります。
それでもやりますか?

後日、「許可をいただきましたので、よろしくお願いします」とご連絡いただき、本日お伺いしてきました。

既にお引越しが完了して、光ケーブルも入っている状態でのスタートです。


お腹がグルグル言ってますけど、丸一日この床下で格闘となります...


床下を這って、ダイニングのコンセントの床下へ到達。
基礎があるので、斜めギリギリを狙って壁内へ向けて穴を開けていきます。

ダイニング側は難なく貫通。

リビング側で手こずります...

ここで2時間格闘。
充電ドリルのバッテリーも、投光器のバッテリーも切れて、ヘッドライトのみ。
首はむち打ち状態、腕と肩は筋肉の筋が全部切れたんじゃないかというくらいの激痛で、阿部もここでチカラ尽きそうです...

床から出て、コンセントの開口部からスマホのカメラを差し込んで撮影。

うわぁ...床部分に厚み4cmほどの角材が敷かれています...
これでは貫通できない訳です。
一旦、「ここ無理です」とお伝えして、昼食休憩に入りました。

昼食後、「もう一回だけやってみますね」と床下へ。
首の限界。腕の限界。背中は攣っています。

数回、角度を変えてドリルを回していると、ふっと軽くなりました。
「貫通した!」という気持ちより、「うわ、しまった」という気持ちが先に...
過去の嫌な記憶が蘇ったのですが...

良かったです!
なんとかギリギリ壁内に貫通!
数ミリ違えば反対側の壁を突き抜けている場所に。
体が痛いのと、気持ちが開放されたので、写真撮るの完全に忘れていました。

各箇所の穴開けが完了すると、各箇所へ向けてPF管を通していきます。


これも延々と上向きにサドルで留めていきます。


もう首とか腕の痛みは麻痺して、体全体が震えています...


2階へは、一度外部へ取り出して、


塩ビパイプを使って、コンセントのところまで立ち上げます。


配管工事が完了すると、LANケーブルを入線していきます。

配管があれば、入線なんかはスルスルと通っていきます。

LANモジュラを取付けて、LANチェッカー本体を接続。


リビング側で導通ターミナルを接続し、異常がない事を確認。


2階のお部屋も確認して完了、お引渡しです。

朝9時過ぎスタートで、夕方7時前まで掛かりました...
LAN工事でここまで掛かったのは初めてで、貴重な経験をさせていただきました。

「ありがとうございます。リビングは難しいと言われてたのに、できたんですね。え?配管も入れてもらったんですか?ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研では、この様なネット・通信系の工事もお引き受けできます。
お困り事などありましたら、お気軽にご相談ください。